ヨロイヅカファームだけじゃないよ 小田原一夜城にある魅力

グルメ系観光資源は非常に有益なもので、各地の有名店のご飯を目的に旅行する人も少なくないでしょう。

恥ずかしながら、僕もそのうちの1人です。

もちろんこれも楽しいのですが、ご飯を目的とせず、自宅から遠く離れた場所で、ぽっかりと空いたような、何もないところに行きたくなるときがあります。

そんなときにうってつけの場所が、神奈川県小田原市にある石垣山一夜城歴史公園です。

ただ広い場所という意味ならば、都内だろうが仙台だろうが、全国各地にありますが、ここはなんというか、人間1人にちょうどいいような狭さなんです。

そんな石垣山一夜城歴史公園の魅力をご紹介しましょう。

石垣山一夜城歴史公園へは車がオススメ

最初に言っておきますが、小田原駅から結構遠いんです。

最寄りは早川駅ですが、こちらからもまた遠い。歴史公園まではハイキングコースになっていますが、今日は歩く、という強い心持ちでなければ、結構つらい。

そういう気持ちでない人は車で行くのがオススメです。大きな駐車場が併設されているので、駐車できないということはほぼないはず。

イベント時には行ったことないので分かりませんが、通常であれば満車になっているのは見たことがありません。かなりガラガラ。

一夜城の駐車場
こんな感じの広い駐車場です。車何台止められるんだこれ。

右奥に見えるのが、一夜城ヨロイヅカファーム、というレストラン。有名シェフの立ち上げたレストランのため、連日観光客で賑わっています。

おいしい食事やスイーツ類に、地場の野菜などを売っています。

こちらはさまざまな媒体で、いい、いい、と紹介されているので、モジカルではスルーします。

一夜城の入り口近辺
こちらが駐車場から歴史公園の入り口にさしかかる部分。ご覧ください。この見事な石垣。

石垣山一夜城の石垣は野面積み、という自然石を中心に積み上げていく方法だそう。

いや、これを遙か昔の人々が己の技術と才覚のみで積み上げ、完成させた姿を考えると、人間の持つ力を彷彿とさせるようで、その様を想像するだけでワクワクします。

一夜城の階段
石垣山、というだけあり歴史公園は駐車場のある場所よりも高所にあります。

こういった坂をいくつか登っていかなくてはいけません。

樹木の残る散策路
散策路もまた趣のある。石垣の崩れた部分も、歴史公園の名に劣らない風格です。

いいなー、こういう場所好きだなー。

舗装された通路
少し整備された散策路まで出てきました。ここまで徒歩数分。

樹木の大きさは長い年月を感じさせ、高い空に思わず深呼吸。

高い樹木
ほんと、何メートルあるんだろう。
そして少し下り
そして少し下りを経て…

細い散策路
細い散策路を抜けていきます。

また石垣
ここにも大きな石垣が。素晴らしい景観。

広場
そして広い広場までやってきました。犬を連れた人やキャッチボールしている人などいました。

ただ広いだけではなく、標高が高いので、ちょっと澄んだ空気。

何もない、から、何も考えなくていい。頭空っぽにできる数少ない場所です。座り込んで、思わず目なんてつぶっちゃったり。

植栽
刈り込まれた植栽なども、どうにも雰囲気があります。この脇で千利休とか、野点(のだて)とかやってたのかな。

一夜城の歴史

さて、ここまでご覧いただいた一夜城、どんな場所かと言うと、時の大武将 太閤 豊臣秀吉が、小田原攻めをする際に、石垣で造った城を築城した場所です。

画像でご覧いただいた通り、樹木に囲まれたこの場所に、伐採を行わずに築城を開始しました。

それらの樹木と共に、骨組みに白い紙を貼って、まるで白い壁しか完成していないように見せていたそう。

そうすることで、北条氏に城の完成はまだ遠いとカムフラージュし、築城完了後に一気に樹木を伐採。

北条氏は、まるで一夜にして城が完成したような驚きに包まれた、という場所です。

立て看板
詳しくは現地の立て看板などにもありますので。

先述の千利休なども訪れて、茶会を開いていたそうです。

ひょうたんの石碑
ひょうたんは秀吉の紋の1つ。公園の各所に設置されています。

広場の奧
広場から奧には2箇所、景観のいい場所があります。

こちらは広場入り口から右に行ったところ。

高台
高台のようになっています。こっからの景色…

山奥
いいんですよ。時刻は夕暮れ刻。山々のおりなす景観は、雄大。

小田原市を一望
小田原市内も一望できます。

夕暮れ
夕暮れ刻がベストな時間帯かも。

広場の奥
広場奥にはもう一箇所散策できる場所があります。この奧。

再び階段
さらに上に登っていきます。

石垣の散った場所
石垣の散った場所や…

むき出しの根
むき出しの根が。これはなかなかオフィス街では見ないな。

史跡碑
実は石碑は奥まった方にあります。

天守台跡
こちらは最奧の天守台跡からの全景。

樹木がうっそうと茂っていて、影になった場所ばかりです。そのためひんやりしている。

石灯籠
壊れた石灯籠は苔むしているし…

ほこら
なんか、ほこらみたのあるし…

社
なんか、社みたいのあるし…

木漏れ日
なんか夕日とか輝いちゃってるし。

なにかといい感じの場所です。あと…

縁結びの木縁結びの木と呼ばれる、連理木があります。全国的にも珍しいこの木は…

連理木
2種類の木が絡み合うように生長し、癒着しています。

2本で1本の木になっている訳です。

連理木の枝葉
下から見上げるとこんな感じ。縁結びっつーか、ちょっと卑猥じゃね?

ちなみに、この縁結びは全く効能がありません。

え、証拠? 僕だよ僕。アハハハハハハハハ。

帰り道
帰り道も石垣の溢れる中散策できます。

帰り道2
この光景、生で見るとすごいよ。

石垣
と、いうことで石垣山一夜城歴史公園のご紹介でした。

普通は犬連れてきたり、彼氏・彼女連れてきたり、なんかいろいろ連れてくるんでしょうけど、僕は1人になりたいときに使う、いい感じの場所だと思っています。

どこに行っても人のいる世界で、こういう場所は本当に貴重です。

ここに来ている間だけは、スマホも自宅でお留守番。よかったら行ってみてください。

最後に

立て看板
犬を連れてきた人は糞と尿の始末ができるように来てよ。

マジで糞とか放置してある。

マジ放置しているの見かけたらケツが4つに割れるまで、ジャン=クロード・ヴァン・ダムみたいに蹴り続けるから。そこんとこよろしく!



ABOUTこの記事をかいた人

のじ さとし

企画、ライティング、撮影、サイトの保守管理をひとりぼっちでこなす編集長。仕事だけではなく、私生活もひとりぼっちです。最近言われた怖い言葉は“天涯孤独の最後”です。