インスタ映え“しない”画像をわざわざ撮る

ヒマだった。めずらしいことだ。

広告制作業とシティサイクルの販売・修理店という、2足のわらじを持つ我々メディア事業部。

これで結構忙しい。

そんな我々が久しぶりにヒマを経験した。

なかもら そういえば、あなたアレやってるでしょ。あの、写真投稿する、流行っているやつ。
のじ あ? インスタ?
なかもら ええ、ええ、それですよ。どうなんですか、楽しいんですか?
のじ いや、どうかな、僕も始めて2カ月くらいだし(のじインスタアカウント)。むしろ始めるの遅すぎとか言われているぐらいだから。しかもフォロワーなんて100人ちょっとしかいないし、楽しいような、なんともないような…。
なかもら へー、それ、どんな写真をあげればいいんでしょうかねえ。
のじ どんなって、なんか食べ物のせてる人多いよ。でかいケーキとか、どっかのスイーツビュッフェみたいのとか。
なかもら ふーん、じゃあ、逆にどんな写真が人気ないんですか?
のじ !?

そういえば、インスタ映えする画像というのは聞いたことがありますが、インスタ映えしない画像というのは聞いたことがありません。ということで、ヒマをもてあました我々はインスタ映え“しない”画像を撮影することにしました。

のじ どんな画像にするかな。
なかもら 女性のヘビーユーザーが多いらしいから、あなたならすぐ分かるでしょうよ。女性に嫌われる部分を寄せ集めて、練って練って練って、形を造ったものがあなたなんだから。
のじ お前…。まあ、いいよ。正直身に覚えがない訳ではない。
なかもら 体練ってるんですか?
のじ そんな訳ないだろ! うーん、そうしたら、いつも僕がやっていることを再現してみるか。料理をしているか、仕事でPCをいじっているか、写真を撮っているか、酒に酔っぱらっているか、だな。
なかもら 前半3つは見た目の問題だな。じゃあ、最後のやってみるか。
のじ 見た目の問題ってなんだよ! サラッと撮影機材の準備始めるんじゃないよ! 説明してみろ!

ということで、僕のガラスのハートはさんざんな状態ですが、撮影に移ることにしました。しかし、なんかボロカスに言われて悔しい。そこで、なかもらを被写体にすることとしました。
のじ よし、ほっぺた赤くすんぞ。
なかもら いやですよ。
のじ 素の面で酔っ払いを再現できるか! 写真てのはな、やりすぎくらいがちょうどいいんだよ!
なかもら …。

撮影スタート

さて、さっそく酔っ払いの写真を撮ってみました。

1枚目はこちらです。
酔っ払い1枚目
のじ あれ、これいつものなかもら君じゃん! ちょっと笑えるクオリティ! 見てよ! 頭のネクタイなんてモノホンだ!
なかもら バカ言うんじゃありませんよ。これは25時を過ぎた新宿の様子です。
のじ すげー分かる。いる、こういう人。中野にもよくいたよ。朝まで飲んだ帰り、明け方に見たことある。
なかもら 人生とは辛いものである証明です。アーメン。
のじ 急に聖人ぽくなりやがった。

さて、出だしは好調です。幸運なことになかもら君の顔は酔っ払いぽい感じ。どんどんいきましょう。アーメン。

ビールを飲むなかもら
のじ こんなこと言うのなんだけど、お酒飲みたくなってきた。ちょっとおいしそうに見える。
なかもら 私はビールくさい空気しか飲み込んでいないのでなんとも思いません。むしろ今ビール嫌いです。
のじ 会社の飲み会も終盤になるとこういう人いるよね。瓶でいっちゃう人。
なかもら いませんよ…。あなたどんな会社で働いていたんですか…。
ビールを持って走るなかもら
のじ あ! 進●の巨人の奇行種だ!
なかもら なんですかそれ、巨人? 野球?
のじ え、知らないの!? 今めちゃくちゃ流行っているマンガじゃん!
なかもら 知りませんよ。私マンガ読みませんから。
のじ 出た。私は他の人と違うからアピール。はいはいはいはい、なかもらさん、最近なんか記事もアクセス数増えているし、アーティストっぽい感じ出してくるんだ。すごいすごい、かっこいいねーーー。ほとんど病気だねーーーー、どーもーーーー。
なかもら なんて憎たらしい顔をしているんですかね。そんな風に受け取るあなたのほうがどうかしていますよ。私はね、最後に購入したマンガはラッキーマンですから。
のじ 逆に何故ラッキーマンだけ買ったのか分からん。
ビールをかかげるなかもら
のじ これとかちょっとビールの広告ぽくなったかな。
なかもら そんなセンスでよく広告ディレクターとかやっていますね。ちょっと正気を疑いますよ。
のじ ちげーって! 文字とか載せると…
ダミー広告

みたいな感じに見えるの。僕には。
なかもら ちょっと見えるよ。5分で作ったにしちゃ。やるじゃん。
のじ あ、ありがとう…(なんで上から目線…)。
寝るなかもら
のじ お次はこれ。
なかもら 自分で演じておいてなんですがね、これはどこで見たというよりもどの時間帯で見た、といのが正しいですね。最終の小田急とか、東海道線とか。
のじ 大体カバンが横に落ちてるよね。ここまでのテンションが高かっただけにリアリティがK点越え。
なかもら 左手で瓶を掴んでいるのが我ながらいい。
ストロボをたかれるなかもら
のじ こんなのもありました。
なかもら やっぱり酔っ払いは半笑いじゃないとダメですね。真顔だと急に酔っていない感でちゃう。
のじ 大体、これなんで真顔なの?
なかもら あなたがモノブロックをフル発光するからですよ。目がおかしくなりました。
復活したなかもら
のじ さて、ここからラストスパート! これはよくやっちゃうんだよね。お酒飲むと急にいろいろなものが可愛く見えちゃって。路傍の花ながら、こんなに一生懸命咲いている! とか思うとつい触れてしまう。
なかもら おかしな性癖の持ち主ですね。だから女性に嫌われるんですよ。しかし、酔っ払うとおかしなものに興味を持つのは事実。
のじ そろそろ僕お酒飲むわ。
なかもら いや、これも立派な仕事なんだからダメですよ。
のじ そんな赤ら顔で言われても説得力ないわ。
なかもら お前が塗ったんだろうが!!
ラッパ飲みするなかもら
のじ 最後を飾るにふさわしいな。なんだか男の悲哀を感じる。
なかもら 通行人に見られて恥ずかしかったですよ。
のじ 完全にぶっ飛んでる酔っ払いの姿だからね。

終了!

なかもら どうでした? インスタ映えしませんかね。
のじ インスタっていうか写真としてどうかと思うよ。
なかもら あー、ヒマ潰しになった。
のじ じゃあ、一杯やりますか。ビールにする?
なかもら いや、ビールは当分いいです…。

以上! ヒマをもてあますとロクなことをしない、我々“ひともじ”をこれからもよろしく!

ABOUTこの記事をかいた人

のじ さとし

企画、ライティング、撮影、サイトの保守管理をひとりぼっちでこなす編集長。仕事だけではなく、私生活もひとりぼっちです。最近言われた怖い言葉は“天涯孤独の最後”です。