希望校に落ちても落胆しないで 2浪1留の男に聞く就職活動に影響あるの?

なかもら
どうもどうも、ライターのなかもらです。

受験シーズンも終了し新年度がスタート。中には残念ながら努力が実らず、希望校に落ちてしまったという人もいると思います。

まるで世の中から拒絶されたような孤独感にさいなまされたり、親御さんとの関係がきまずくなったりと、いろいろ影響があるでしょう。

実は、今回私の知り合いのお子さんも受験に失敗。

意気消沈の中、浪人生になるという選択をしたと聞きました。

しかしながら、例え来年希望大学に入学したとしても、浪人を経験したことで就職に不利となってしまうのではないかと話しているそうで、今は次の受験に向けての意欲も出ないそうなんです。

なんとか勇気づけられないかと考えていたところ、ある男のことを思い出しました。

我らが“モジカル”の編集長 のじさとしです。奴は妙な知識を振りかざす割に偏差値が低く、なんと2回浪人した上に1回大学を留年しています。

そんなメタクソな学歴では、就職もさぞ苦労したと思うんですが、浪人生の将来の不安とは実際どんなものなのか、奴に就職活動について聞くことで浮き彫りにしていきましょう。

天神神社
インタビューをする場所は、学問の神様「菅原道真」をまつる天神神社。我ながらいいチョイスだ。

のじを待たせる

階段
奴は先に呼び出してあります。しかし2浪1留はすごい。

他には聞いたことがないな。

神社内
この日は結構寒かったのですが、約束の時間から30分ほど遅れました。

てへへへ。

待つのじ
いましたいました。おーい。

のじに声をかける
のじ 寒いよ、遅いよ…。

なかもら ごめんごめん、YouTube見てたら遅くなっちゃって。

のじ この世で3番目に反省の色が見受けられない言い訳。

なかもら きみ、確か二浪一留してたでしょ。ちょっとその話聞かせてよ。

のじ 唐突だなあ…。イヤなことを思い出させるなよ…。まあいいけど…。

なかもら こんなところに呼び出されて、急に話聞かせろなんて、私なら帰宅するところですが、チョロい奴で助かるよ。

のじ やっぱり一発だけ殴らせてもらってもいい?

浪人、留年すると就職大変?

梅の花
さすが菅原道真をまつっているだけあって、梅の花が咲いてた。

なかもら あのさ、浪人生の親御さんから聞いたんだけど、今年受験失敗したお子さんが、将来の就職への不安を口にしているらしいんだよね。

のじ あー、なるほどね。僕も不安感じたときあったよ。さすがに2回目はちょっと慣れてたから、なにも感じなかったけど。HAHAHAHAHAHAHAHA!

なかもら 親御さんに謝れ。それで、実際どうなの? 浪人2回に留年1回したから、就職活動大変だったんじゃないの?

のじ いや、全部で7社受けて、最終的に新聞社に合格した。

なかもら 7社だけ!? あと新聞社!?
遠い目をするのじ急に遠い目をしだしたのじ。

のじ 最初から新聞社に入りたかったんだよね。だから新聞社だけ受けてて、大手3紙は落ちちゃって、その後地方紙なんかを受けて、12県に支社がある新聞社に入ったよ。新聞社って数ないから、たくさん受けるってことはなかったかな。まあ、入社した新聞社は、記者が200人くらいとかだったから小さいけど。

なかもら 想定外の回答だったわ。もっといっぱい受けて、落ちまくっているのかと思った。面接でいろいろ聞かれたりしないのかね?

のじ 聞かれるよ。

正直に「遊びすぎました、あははは」って答えた。まあ、浪人中も家業で接客業したり、留年しながらインカレッジサークルの立ち上げに参加したり、遊びながらもいろいろ経験しましたって話したけど。

なかもら そんなすんなりなのか。

もっと圧迫面接みたいなやつで、浪人とか留年についてガツガツ聞かれるのかと思ってた。

のじ 圧迫はされなかったかな。

まあ、逆の立場で考えてみて、浪人したり留年したりした期間に、何してたのか聞きたいんだろうなと思って、その辺は正直に話したよ。

なかもら 寝ながらXboxやってましたって?

のじ 違うわ! 浪人しているって言っても、勉強だけしていなくてもいいわけだから。

毎日机に向かっていると、いろいろ考えごとする時間もあるから、勉強だけじゃなくて、考えたことを実際にやってみたりね。

結果入った大学も、東大とかではない訳だから、勉強だけしてたって言ったら、ダメだったかもなとは思う。

なかもら 浪人生なのに勉強以外のことっていいのかね?

のじ いいのかどうかはわかんないけど、たとえば僕が採用側だったら、浪人生全員から浪人期間は勉強してましたって聞かされたら、勉強以外にも何かやってた奴を採りたいかな。

みんなと同じことやっている人よりも、変わったことでも面白いことやっている人と働きたいから。

まあ、あくまで僕の場合はね。

そのせいで2回浪人したけど、食費くらいは稼いでたよ。

あ、質問の回答だけど、総括すると浪人、留年しても就職活動は大変じゃありませんでした。

浪人、留年って意外と関係ない?

なかもら 意外と、就職活動に浪人、留年って関係ないのかなあ。

のじ 関係ないと思うよ。特に、今は売り手市場だから、学歴にこだわり過ぎて人材を逃すというのも結構なダメージにつながっちゃうんじゃないかと思う。
大体、就職活動の面接なんて1人につき数十分でしょ。浪人と留年のこと聞かれても3分くらいだからねえ。ササッと答えて、あとは入社した後、どんなことを取材したいかとか話してたな。

なかもら それじゃあ、やっぱり…。

のじ 特に関係ないと思う。というか、浪人、留年以外に話すことがあれば、関係なくなると思う。まさか社会人になった後に浪人、留年のことを名刺にでかでかと書くわけでもあるまいし。

なかもら 意外だったよ。

のじ 今は広告制作業で、採用活動に使用するパンフレットや、リクルートサイトのコンテンツとして、こんなの掲載したらどうでしょうって、提案したり、作成したりしているんだけど、そもそも採用側が求めているのは今まで何をしてきたかよりも、今まで経験してきたものでこれから何ができるのかだからね。

学歴だけ求められるようだったら、入社した後もその会社にはおんなじような人ばかりが入社してきちゃうから、あんまりいい会社にならないんじゃないかなあ。

なかもら ちょっといいこと言ってきた。

のじ いいことって訳でもないけど…。受験勉強と同じような仕事って、受験にまつわる事業でないとあまりないからね。

やってみたいことが受験関係なら一生懸命受験勉強したほうがいいと思うけど、例えば新聞記者になりたいなら勉強さぼって取材して記事でも書いていればいいんじゃない?

紙媒体でも、WEB媒体でも、今はPCで制作することがほとんどだから、PCやタブレットを持っていれば、少し環境を整えるだけで誰でも作成できる。

うまくいったら就職なんてしないで、自分で会社作っちゃえばいいんだし。

僕もおんなじようなことやってたよ。勉強できますってアピールしてもあんまり魅力ないように感じるけど。

なかもら 自伝じみてきた。

のじ 聞かれたから答えてるんです! まあ、今仕事を一緒にしている人達で、学歴について聞かれるのって、ほとんどないからね。大学行ってないって人もいるし。

僕はよく分からないけど、大きな会社や銀行なんかだと、出身大学ごとで集まって飲み会したりすることもあるみたいだから、そういうことをやっている会社に入りたければ、受験勉強に注力すればいいんじゃない?

そういうところは、採用側も学歴が高くてこだわりがある人だろうから、偏差値について厳しいんじゃないかな。

なかもら 思ったよりおもしろい話が聞けたよ。

のじ まあ、そんなに気落ちすることもないよ。僕は、浪人、留年した期間にいろんな出会いがあって、それで今のような仕事をしているなと感じることも多いし。

とにかく勉強ばかりしていないで、考えたり、実行したり、トライ&エラーを繰り返してみるのもいいんじゃないでしょうか。

僕はその度両親と大げんかになっていましたが…。将来的に、精神的にお返ししますからって説得していたよ。

なかもら あれだな、詐欺師だな。

のじ 人聞きの悪いことを言うな。人間万事塞翁が馬。どうしても就職できなかったら、ウチでアルバイトしないか言っておいて。

なかもら うん。言わないけど。

結論 とりあえず、就職できないとかはない

いろいろ話を聞いていましたが、浪人というのは、就職において本人が思っているよりもネックになることはないようです。

なにせ、彼のような人間でも就職できるんですから。

遊具をのぼるのじ
ここまでご覧いただいて分かる通り、知能指数は低めです。

のじ決めポーズ
精神年齢も、低めです。

ブランコで遊ぶのじ
最終的な偏差値とか、ちょっと掲載を差し止めたほどです。

手水
それでも…

手水の水を飲むのじ
こんな奴でも…、2浪1留しても…

おいしくなかった
就職はできました。そして、今は会社員以外の道で、結構ちゃんと仕事しています。

帰るのじ①
希望大学に落ちてしまった今、まるでこれからなんの希望も叶わないのではと思うかも知れませんが、それは杞憂です。

帰るのじ②
後から振り返って、あの期間があって良かった、と思えるようになるには、これからの1年間をどのように過ごすか、周りと同じように活動するだけが、道ではないのでしょう。

なかもら
まあ、皆さんにああいう風にはなってほしくありませんが。

あんまり考えすぎないで、できる限りのことをやっていきましょう。ご覧いただいたように、あんな人間でもご飯を食べられるくらいにはお仕事ができる世の中ですから。

不安になることはありません。

それでは、みなさんにとってよい1年間になるよう、帰りにお参りでもしていきますよ。良いことがありますように。

頑張って!

 



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なかもら

モジカル編集部から“歩くフリー素材”と呼ばれている、なかもらです。肖像権を無視したような写真ばかり撮られています。いつか莫大なライセンス料を請求してやりますよ。