早川でソバと和食を楽しむなら“ながや”さんがオススメです

早川 ながや

知り合いのお寿司屋さんから、最近オススメのお店がある、とのこと。

このお寿司屋さんは、正直これまで伺ったお店の中でトップ5に入るおいしいお店なので、期待大。

さあ、いざ鎌倉!! じゃない、いざ行かん!!


が、生来の方向音痴が発動して、見つかりません。

聞いた場所に行ったら駐車場でした。おっかしいな〜。


さて、場所は早川駅、というJRの駅近辺。

早川 ながや
という説明のための画像を撮影しに行ったら、駅から見えました。本日のお店は“ながや”さんです。

駅から徒歩2分くらい。そして駅の入り口からお店は見えていた…。なぜ通り過ぎたのか…。

なんのお店かと問われれば、和食、である。

早川 ながや
お店は、カウンターとテーブル席が2つの引き締まった感じ。

入店した瞬間から和モダンないい感じが随所に見受けられて、いい。好き。

早川 ながや
ランチで訪れたんですが、コースしかないっす。

早川 ながや
夜も、コースしかないっす。

そしてランチでも予約必須。

とりあえず着席して飲み物を。

早川 ながや
3人で伺ったんですが、僕はドライバーなのでお酒を飲めません。

半分アル中の僕は発狂寸前です。

飲みたい! お酒飲みたい! 日本酒!

早川 ながや
僕がサイダーを飲んでいる間に冷やのお銚子がサーブされます。

日本酒をお願いすると盃をセレクトさせてくれる粋な演出。

ちなみにですが、この中に人間国宝の作品があります。お銚子は相方となっているこれまた人間国宝の作品。

一緒に行った人は人間国宝の盃を当てて、それで飲んでいました。

そんな作品で酒を飲む機会なんてほぼない…。うらやましい。

お料理

早川 ながや
日本酒を眺めているとお料理が運ばれてきました。こちらは揚げ浸し。

さっぱりしつつ、油もののしっかりとしたお料理感がいいですね−。出汁はすするほどうまい。

早川 ながや
こちらもさきづけ。一品一品芸が細かくて、オクラなんて絶妙な食感。

ゴボウの揚げ物とかこの一口のためにわざわざ…ってくらい手がかかっています。

右端に添えられたコケモモ。こちらは煮てあるんですが、夏の暑気払いに最高の一品でした。

食欲が一気にわいてくる。

早川 ながや
お次は湯がいた豚肉の冷菜。小鉢なんですが、ポン酢の味わいと野菜の香りがちょうどよく、豚肉をさっぱりさせるだけではなくて旨味を強く感じるようになっている。

ポン酢を使ったお料理だと、ポン酢味ばかりになってしまうことがほとんどなのに、豚肉がおいしい。

早川 ながや
そしてお造り。タコ、カマスのたたき、シメサバ、の3種。

毎朝すぐ近くの漁港の市場で仕入れていらっしゃるそうで、新鮮さはもちろんなんですが、とにかく1品ごとの仕事が丁寧。

おいしさは言うまでもないっす。ここまでだけでも、仕込みに相当お時間が…。

早川 ながや
椀物のツマは海ぶどう。

この組み合わせ初めてだったんですが、塩加減と食感が絶妙。

吸い地のお出汁は香りが良くもちろんおいしい。

鼻に抜ける出汁の香り、体に染み渡るわー。

あんまりおいしかったんで写真ブレました。

てへへ(31歳独身男性)。

早川 ながや
続いて揚げ物。

ニンジンが…うまい!!

レンコンとか根菜は、天ぷら屋さんの力量が分かるとよく言いますが、ながやさんのニンジンの天ぷらは今まで食べた中で一番おいしかった。

早川 ながや
麦イカは、肝醤油に少し漬けてから揚げてあるそう。

小ぶりなんですが、旨味が強い。うめえ。

早川 ながや
最期に普通ならご飯、止め椀ですが、ながやさんではおそばで締めです。

早川 ながや
手打ちのおそばでのどごしもいいんですが、そば自体がとにかくおいしい。

フランスの有名なそば屋さんで修行をうんぬんというお話を聞いていたんですが、ボーっとしていてうろ覚え…。すいません…。

是非お店に行って確認してみてください。

早川 ながや
そして薬味まで超丁寧に刻まれている。

早川 ながや
自家製あんこの最中でフィニッシュ。

量が多いからとかではなく、お腹が満足。食べ過ぎることも少なすぎることもなく、ただただ満足。

マスターいわく、奥さんのご実家がこの辺だったから早川にお店を構えられたとか。

今度は夜行きます。

丁寧なお仕事を見る限り、ながやさんのようなお店は近辺にはありません。超オススメ。

ごちそうさまでした!



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大学卒業後に新聞社に入社、その後ビジネス書の制作を得意とする編集プロダクションに転職。フリーでWEBや紙媒体での企画、編集、執筆、撮影などを担当し、現在はモジカル編集長。趣味の料理が高じてレシピ記事なども制作。