少し前、なかもらくんと御殿場に遊びにいくことにしました。目的は、さわやかのハンバーグとプレミアムアウトレットに行くこと。
大学生みたいなことしようぜ! と思って企画したんですが、なかもらくんが車を出してくれるとのこと。
待ちましょう。
これ、なかもらご自慢の車です。BMWのZ4というやつで、結構お高い。
こう書くとね、我々がすごい儲けているように見えるかみしれませんが、そうでもないんですよ。
参考までに、なかもらの趣味は貯金です。
開口一番「壊すなよ」と一言。実は、これまでなかもらくんの車に2回搭乗し、1度目は車内のパーツを破壊。2度目はエアロパーツを破壊、と2度のアクシデントを引き起こしています。
なからもくんの車には、2回しか乗ったことがないんですが…。
のじ 壊さないよ。大丈夫大丈夫。これさ、オープンカーになるんだっけ?
なかもら なるよ。
のじ じゃあ、よろしく。
なかもら めんどくさいな〜。
と、言いつつオープンにしてくれる。こいつこういうところだけ気がいいんだよな。げへへ、いい食い物だぜ。
ご覧ください。彼の満足そうな顔を。かっこつけおってからに。
御殿場に向かう
のじ 今日はよろしく頼むぞ。
なかもら ええ、まあ、遠くに行くのは久しぶりなんでね。
と、話すなかもらの運転は、なぜかエンジン音が大きい。
エンジンの回転数合ってねーよ!! 大丈夫かよ!!
なんか、なかもらの車にしちゃかっこいいな。
そして、オープンカーには初めて乗りましたが、意外にも風を感じない。
空力の効いた設計だから、なのかな。
もっとスタンドバイミーのキーファーサザーランドみたいになるかと思ったのに。
今回のメインイベントの1つですよ。さわやかとは、言わずと知れた静岡の大人気ご当地ハンバーグチェーン。
行列必至ながら、地元客、観光客問わず足繁く通う名店。
さっそく受付。この日も大変賑わっており、2時間30分ほど待つ、とのこと。
しかし、さわやかにおいては日常茶飯事なのであまり気にならない。
この受付券。WEBから前に何組待っているか分かるシステム。
前はこんなのなかった…。便利…。
お店の入り口近辺にソファーなどもあるんですが、なにぶん2時間30分待っている人間分のスペースはないので、温泉にでも行って暇をもてあましましょう。
御殿場はいい温泉がちらほらあります。なかなかにいいロケーションの風呂屋もある。今回は富士八景の湯に。
湯船などは画像に残せないのですが、天気のいい日は富士山を見ながら入浴できるという絶景ポイント。
今回は曇りなので見えませんでした…。
僕は長風呂なので1時間は入浴していたはずなのに、なかもらはまったくもって姿が変わらない。
どうなってんの、この人の血流。
中庭のようになっている休憩所が、涼やかな風が吹いていて居心地がよく、気づけば時間がせまる。
さあ、行こう。
御殿場は自衛隊の演習場があることでも有名。実は、前に見にいったこともある。戦車とか迫撃砲が目の前でぶっ放される様は、圧倒、という言葉がよく似合う。
次ページからようやくさわやかで食事!
さて、さわやか店内にて順番が呼ばれるまで15分ほど入り口のソファーに座り、入店。
この時点でお腹はぺっこぺこだ。
注文して待つ間、なぜか暗殺者を気にするようなそぶりをするなかもら。なぜ、なぜそんな警戒している!
なかもら これは真顔だよ。
こちらがげんこつハンバーグの完成形。ほぼ全員が頼むというオニオンソースver.。
いやあ、これはうまそうだ。とくに香りが、肉の焼ける匂いに醤油ベースのソースがこげる匂い、そしてこの2つが入り交じり鼻孔を刺激する。
一番人気のメニューというのは伊達じゃないぜ。
胃がきゅーっとなる。口に入れた瞬間の食感を思い出す。たまらん。
げんこつハンバーグ意外のメニューを頼む
さわやかに入店した人間は、ほとんどがげんこつハンバーグを頼むだろう。しかし、僕は知っている。
別メニューもおいしいことを。
げんこつハンバーグを少し小さくしたものをハンバーガーにしている。
ちょっとブレたのは、あまりにもお腹が減っているのに、撮影のため食べられないから。手に震えが…。
げんこつハンバーグももちろん好きなんだけど、より肉々しい食感に、より炭の香りと肉の香りが強い。肉を食らう感がいい。
もっと頼もうとしたところ、さわやかは一品の量が多くて…。ユーチューバーみたいに残したくないので、今回はこんなところで。
まずはげんこつハンバーグを食べる。これこれ。中が半生なところ。
この部分が、火のとおったぎっしりとした食感になったところと、中央の半生でとろけるような味わいとなったところの2種のハーモニーを効かせて抜群にうまい。
この部分が肉の味わいを高めている。
なかもら あー、おいしいわ。
と、感動の薄く見えるなかもらですが、誰にうながされることもなくおいしい、と言うのはマレなこと。
続いて炭焼きチーズバーガーをいただきます。見えにくいですが、こちらも中が半生であることを確認しました。
これはげんこつハンバーグほど厚くなく、また生っぽさは少なめなのが正解だな。
ハンバーグのみをがっつくのと違い、バンズやレタスなどと一緒に食べるため、あまり厚みのないほうがバーガーとしての一体感を感じる。
なんて、空腹というスパイスが効きすぎて深読みしすぎかしら…。
まあ、とにかくうまい。
バーガーチェーンのものよりも断然お肉を使った一品という印象が強い。
そして、このステーキがまた。ハンバーグで半生で食べられるくらいのものを、ミンチにせずに豪快に切り分けてほおばる。
噛むほどに出る、ハンバーグとは違う、かみ応えと肉汁。うまみ。
ステーキって、元気になるな。白飯も止まらん。
炭焼きカレーは、カレーって感じ。ほかのなにものでもなく、日本のカレー。
でも、ハンバーグやステーキ、バーガーなどの肉々しさのなかではちょっとしたアクセントになる。
うん、抜群にうまいという訳ではないけれども、次もきっと頼むだろう。
さあ、そろそろ食べ終わったし帰るか、と思ったものの、ちょっと甘味を…。
小声で注文する。なにこの罪悪感…。
紅ほっぺは煮詰めすぎていないジャムのように、トロッとしていながらほのかな酸味。そして甘み。
買って帰りたい。いやーおいしかった。そしてお腹がいっぱいです。
さわやかでこんなにたくさん注文する人もなかなかいないでしょうが、たまにげんこつハンバーグ以外も…。
って、あんなに並ぶと冒険するのは怖いかも。
複数人でうかがったときにいろいろ注文するのがいいかもしれませんね。
さて、御殿場アウトレット編はまた後日。
さわやか、うまいぜ!