熊本観光を続けるモジカルご一行。
とくに予定もないので、とりあえず熊本港まで行って有明海でも見るか、とバスへ。
漁港かと思ったらフェリー港だったことが発覚。
フェリーは2社出ているようで、もうすぐ一便出発するとのこと。
同行のライターなかもらに、
のじ なんか島原行くフェリーあるけど、乗る?
と相談すると、
なかもら じゃあ、せっかくだから乗りましょうかね。
なんて言うので、軽いノリで乗船。
のじ あれに乗るらしいぜ。
なかもら ああ、キレイですね。
のじ 船乗るの2年ぶりだ。
なかもら そうですか。
なんて、ゆるい会話。
船内はけっこうキレイ。
いろんな席があります。自由席のみなので早いもん勝ち。
2階席もあります。
こちらはソファーのボックス席がほとんどで、家族連れの人がとてつもない勢いで席を埋めていきます。
孤独な独身おっさん2名は、いてはいけないような雰囲気で、なかもらと2人で1階席へ移動。
後部のデッキに出てみます。出港−。
優雅さの中に実用性を感じる光景。
いったんさようなら。熊本。
のじ おう、どうだ。
なかもら 風が強いですねえ。
のじ あ、そう。
と、感動のうすいなかもら。こういう奴です。
有明海を行く。海苔、食べたい。
船内のバーカウンターはかなり混んでいました。並んで購入。
オーシャンブルーソーダ。目にさわやかすぎる青。
ソーダ、ソフトクリームの上にパチパチパンチとラムネがのっている。
なんかおいしい。
海を見ながら食べるのはいいな〜。波に揺られながら、なんだかいい気分。
なんてやっていたら島原到着。
山がいい感じだねえ。
島原港。
さて、次のフェリーまで数時間。
なにせ思いつきで来ましたのでどこに行くかも決まっていません。というか分かりません。
島原って言えば、温泉が湧いていたな、と、とりあえずタクシーに乗り、運転手さんにオススメスポットを聞く。
「景色いいとかないけれど、地元の人間も行く日帰り温泉ならいいとこあっよ」
との一言でそちらに。そういう場所、待ってたぜ!
到着。駐車場の奥にあるのが本日の温泉「ゆとろぎの湯」。
道路挟んだところに温泉が湧いていた。
これ、飲める温泉。
ほのあたたかくて、少しまろやか。滋味があるなあ。
2箇所あった。
こちらもまた滋味があるなあ。
なかもら おなじじゃないの?
おんなじかな?
そしてゆとろぎの湯へ。
なにぶん温泉場を画像におさめることなどできませんので、僕のつたないイラストでご紹介しましょう。
さて、浴場はこんな感じ。
入って左側に洗い場、右奥に大浴場が。こちらは熱めですが、草津基準の熱めほどではなく、あくまで常識的。
その手前のぬるめの湯は4,50分でも入っていられそうなほどぬるめで心地いい。
薬湯は変わり湯だそうです。
あとは水風呂とサウナ。
露天なんかはないんですが、ずいぶん効能を感じる湯を楽しめました。
入浴しているのは、ほとんど地元の方で、観光感のない雰囲気が抜群にいい。
島原の温泉はまろみがあっていいなあ。
島原は火山が近いのでいたるところに温泉が湧いているそう。
半島の中でエリアが、
いくつか、
分かれて、
います。
いいお湯でした。
すぐとなりには商店街があって、アーケードに直結しています。
ぷらぷら歩いて、
猫に案内されながら、
島原土産を購入して、
熊本へ帰ります。
滞在時間3時間少し。それにしては楽しめました。
熊本から島原へフェリーに乗って、温泉に入る。
いいコースかもしれませんよ。
ばいばい、島原。