隠れた飲み屋街“大船”は安旨居酒屋であふれている

全国にある飲み屋街。日夜多くのメディアが取り上げ、平日、休日問わずたくさんの人で賑わっている。そんな飲み屋街、まだまだ取り上げられていない隠れた場所がある。

それが、

大船だ!

絶品居酒屋の多い大船

大船
大船は神奈川県鎌倉市の地名。

東海道本線の藤沢駅と戸塚駅に挟まれた立地。観光名所などはあまりなく、生活感にあふれる街並みが特徴。駅から少し歩けば横浜市になる。

そんな大船は、実は隠れた飲み屋街。

その昔、松竹大船撮影所があったこともあり、昔ながらの飲み屋多数。

しかも、どこも安い! 近場に住んでいなくても、一度は大船で飲んでみることをオススメする。

ライター マチュピチュ
今回は、我らがメディア“モジカル”に新規加入したライター「マチュピチュ」氏と、打ち合わせかたがた飲むことに。

マチュピチュ氏は、普段は本名にて結構固いお仕事をしている。

画像は既に酔っ払っているので、ところどころ赤い。

飲む場所…? ふふふ、やはり大船だ! 集合時間は15時。

打ち合わせとは名ばかりなので、さっそく居酒屋に。

歴史あるお店の多い大船は、昼から飲めるお店が豊富という訳ではない(というより世間的に?)。

大体17時くらいから口開けなので、それまでチェーンの居酒屋でやることに。そこで2時間少し、たがいにチューハイ5杯ほどを片付け、出陣!

大船の居酒屋巡り

大船
しようと思ったけど、こんな近道が。長年大船を飲み歩いてこんな場所は初めて見つけた。

大船 近道横丁
横丁は、閑散としている。

大船 近道横丁
横丁出口。近道、というか。勝手口くらいの雰囲気だった。

大船 網代一切
さて、気を取り直して居酒屋へGO! こちらは網代一菜という居酒屋。脂ノリノリのお刺身や、ネタがこぼれそうなお寿司、充実したオツマミが最高。幾度となく通っているが、この日は休みだった。
残念。さあ、次行くぞ!
※こちらのお店についての詳細な記事はこちらから。

なんて陽気に話していたのはここまで。この後、我々は恐ろしい目にあう…。

続いてのお店は…。大船 大衆焼肉ジンギスカン
大衆焼肉ジンギスカン。リーズナブルな価格においしいお肉。

店内はめちゃくちゃオシャレではないけど、最高に居心地がいい。

前回はカウンター席に座り小さな焼き網でジュージュー焼きながらビールをかっくらった。

ちょっと暑めの店内で汗をかきながらお肉とビールを交互にやるのがよかったが、この日は休みだった。
※こちらのお店についての詳細な記事はこちらから。

大船 炭火焼きとの山
こちらは炭火焼きとの山。焼き物も一品料理もなんでもうまい。

食材の焼ける匂いで酒も飲める。この日は休みだった。

大船 新海
おいしい海鮮料理のお店、新海。気の利いたお料理がお品書きにあり、ついついお酒がすすむ店。この日は休みだった。

大船 鳥恵
鳥恵というお店の名前からは分かりにくい、魚介類のおいしいお店。この日は休みだった。

日曜定休のお店が多いことをすっかり忘れていたこともあるけれど、行く店行く店お休みだとやはり落ち込む。

まだ続く。9店行ったうち、8店がお休みだった。ここからは画像のみでお楽しみいただきたい。

大船 居酒屋
この日は休みだった。

大船 居酒屋
この日は休みだった。

大船 居酒屋
この日は休みだった。
途中、あまりのショックに撮り逃した店もある。日曜営業だった店もあったはず…。昔から僕はとにかく運が悪い。


意気消沈のマチュピチュ氏。こういうビルに入っているお店は大体おいしい。お店が開いていれば…。

大船 居酒屋
店が開いていないって、なんだか寂しいね。

ライター マチュピチュ氏
どうすっかなーとか言いながら歩いていると…

大船おでんセンターに突撃

大船 大船おでんセンター
マチュピチュ氏の、ここなんかで見たなーの一言で大船おでんセンターを発見。

しかし、なんとなく常連しか登ってはいけないような高いハードルを感じた。

それでも、開いているお店ならここでいい! というような心持ちで入店。これが後の好結果を生む。

大船 大船おでんセンター
店内は明るめの照明に、石原裕次郎の映画のポスターなど多数。音楽も、石原裕次郎の歌がかかっていたと思う。

大船 大船おでんセンター
これでもかというほど愛想のいい店員さんに案内され着席。さてさて注文でもと思って壁のメニューを見る。なんだこの安さは!


とりあえず、かんぱ〜い。と青リンゴサワーをすする。

これは! 濃いめの焼酎! 多くのお店で、青リンゴサワーは焼酎をケチった影響で甘すぎる。

ここはちょうどいい割合だ!

大船 大船おでんセンター
そろそろおつまみをとメニューを見ると、金額表記なし。

しかし、この店は絶対に大丈夫という安心感がある。

大船 大船おでんセンター
おすすめメニューもある。店員さんがプレートを席まで持ってきてくれた。親切…。

大船 大船おでんセンター
まずはおでん盛り。これがまたいい。お酒を飲むように少し塩気が効いているというか。

こう書くとお酒を飲まない人は食べるのを躊躇するかと思う。大丈夫。酒飲みとノンアルコール派、双方がちょうどよく楽しめる味わいになっている。

絶妙の味わいだ。大根も丁寧に面取りされていて、仕事の几帳面さがうかがえる。

大船 大船まぐろセンター
まぐろの中落ち。前はあまり食べなかったまぐろを、最近よく食べる。

メニューで見たときに、なぜか絶対うまいという核心を持った。予感は正しかった。おいしい! 「わさびは今こんなのしかないの〜」と店員さんが。

十分です。だって、たぶんめっちゃリーズナブルだもん。ランチでは数量限定で中落ち丼もやっているそうだ。

大船 大船おでんセンター
そしてこちら。今回のハイライト。

馬刺しです。宮崎から直送だというこの馬刺し。今まで食べた中で一番おいしかった。

うまみが強いというか。馬刺しは牛肉のユッケや魚のお刺身のようにやわらかいというものではない。

だから自然よく噛んでたべることになるものの、微妙なお店の馬刺しは噛んでいる間に味が抜ける。

大船おでんセンターの馬刺しは噛め噛むほどうまみが! ゴマ油に塩を加えたタレもちょうどいい。
そして新しい発見は、馬刺しに合うツマはキャベツ以外にないということだ。

これだけを目当てに電車に乗って飲みにきてもいい。マチュピチュ氏は生肉系のお料理が大好き。大喜びだ。


マチュピチュ氏、生ビールの次に黒ホッピーを注文。

大船 大船おでんセンター
氷をこの容器で置いていってくれる。しかも、“中”を注文したら「濃いめがいいよね」と、コップの9割近くに焼酎を。

ここは酒飲みのパラダイスか…。1オーダー目が全部当たり。追加で注文を頼もうとすると、オススメを教えてくれた。

大船 大船おでんセンター
まずオススメ1品目。谷中しょうが&エシャロット。エシャロットはサービスです。

このタイミングが最高というときに出てきた。口中はさっぱりとしながら酒もすすむ。辛みもえぐみもちょうどよい。

大船 大船おでんセンター
こちらはイワシの丸干し。サーブされる際「おいしいよ〜」の言葉通り。

頭からバリバリいく。肝とうまい脂が口の中にひろがって最高だ。

居心地が良すぎてもっといられたものの、なんとなく店じまいの雰囲気だったのでここで打ち止め。

またお店に来ることを決意し、お会計。お酒も4杯ずつ位たらふく飲んで6,000円を切っていたと思う。

大船最高のお店を見つけてしまった。お店の人の雰囲気もいいし、非の打ち所がない。

日曜営業は夜のみ、月〜土はランチもやっているらしい。マチュピチュ氏と上機嫌で外に出る。

大船 大船おでんセンター
しばらく歩くと、こんなものが。2mは高さのある店の軒先に、帽子。

大船、ここはマイナー飲み屋街。まだまだ名店を隠している。



ABOUTこの記事をかいた人

のじ さとし

企画、ライティング、撮影、サイトの保守管理をひとりぼっちでこなす編集長。仕事だけではなく、私生活もひとりぼっちです。最近言われた怖い言葉は“天涯孤独の最後”です。