元気が出ないとき不安なときはB級アクション映画の最後の20分を見るといい

世界ではさまざまなことが起こり、自分の周囲でも笑顔で楽しいことを話す機会が減ってきました。

まして、1日の終わりに仲間と楽しく酒を飲むこともなく、夢の続きを見ているような現実感のない不安と、自分の中で肥大化していく現実的な危機が、どうも気を落ち込ませます。

朝起きたときの口癖は「なんか元気がでねえなー」となり、やる気も起きない。アイディアも出ない。

YouTubeで無料公開される好きなミュージシャンのライブを見ても、なにかぐっとこない。

健康な精神と自分自身の力がなければパワーのある音楽を受け止めきれない、有事の際には普段見えてこないものがたくさん見えます。

時間をつぶすために、映画を見ようと思うけれど、新しい映画に挑戦する元気がでない。

では、昔見た映画を見ようと、視聴開始。90年代のB級アクション映画(B級という表現は嫌いですが、便宜上)を見るものの、なにかおもしろくない。

でも、エンディングがどうだったか思い出せない。

最後の20分くらいに飛ばして視聴。

見終わった後の、高揚感と言ったら。

B級アクション映画のエンディングは、ライバルや巨悪との戦いを経て、最終的に主人公が圧倒的な勝利。

場合によっては劇中に最期を迎えたはずの仲間がひょっこり現れて肩を組みながら勝利を祝います。

しかも、ヒロインが主人公に笑いかけて、仲間の輪から小走りで走り出す主人公。

2人を見送る子供(いない場合もあるけれど大体います)と仲間。

エンディングロールにつながる軽快な音楽。

ラスト20分しか見ていなくても、ストーリーが大体分かる。

しかも、ラスト20分は大体の映画で最期の危機が起きるとき。

その後、何本かを同じ条件で視聴。

最高だ…、なんと気分が晴れがましい…。

この感動をぜひ、味わってほしい。元気がないなら、B級アクションの最期の20分だ!

最期の20分がいいオススメ映画

コマンドー

もう説明もいらないくらいだと思いますが、大変すばらしいアクション映画で、ファンも多数。

30代なかばの同世代なら、午後のロードショーでなんども見ているでしょう。

アーノルド・シュワルツェネッガー主演。「来いよベネット」。

ストーリーを説明しておくと、シュワちゃんが敵と1人で戦って勝ちます。

このエンディングは最高です。

「何が始まるんです?」「第三次世界大戦だ」

シュワちゃんの映画だと、「ジングルオールザウェイ」「ラストアクションヒーロー」「イレイザー」「ツインズ」もラスト20分がいい。

MEG ザ・モンスター

近年のこういうアクション映画の代表格。ジェイソン・ステイサムの1本。

「アドレナリン」「メカニック」「トランスポーターシリーズ」もよかったのですが、エンディングの突き抜ける爽快感なら「MEG ザ・モンスター」がおすすめ。

ストーリーを説明すると、巨大サメとジェイソン・ステイサムが戦って、ジェイソン・ステイサムが勝ちます。

以上。

ダブルチーム

♪ジャン、ジャン、ジャジャン、♪ジャンクロード、♪ヴァン、ヴァン、ヴァヴァン、♪ヴァンヴァヴァンダム、の主演映画。

ジャンクロード・ヴァンダムです。

ヴァンダミング4からは落選しましたが、元NBA選手のデニス・ロッドマンなんかも出演している良作です。

ストーリーは、ジャンクロード・ヴァンダムがデニス・ロッドマンの協力を得て、敵を倒します。主に素手で。

ちなみに、ヴァンダミング4の4作のエンディングも、大体おんなじ感じです。

個人的には、ジャンクロード・ヴァンダムの映画なら「ライオンハート」が好きです。

沈黙シリーズ

「沈黙の断崖」「沈黙の戦艦」「沈黙の鉄拳」「沈黙の大陸」「沈黙の啓示」「沈黙の達人」「沈黙の弾痕」「沈黙の魂」など、数々の作品を発表しているスティーブン・セガール。

大阪に住んでいたので関西弁を話す彼の映画のラスト20分は最高です。

映画中盤でケガをすると謎の薬草をすりつぶした汁で傷を治してくれることも有名ですが、そもそも沈黙シリーズって、別にシリーズでもなんでもなく、ただ邦題にするときに「沈黙の」って付けているだけって知っていました?

ラスト20分を見終わった後は、どうぞ「沈黙の」と検索してみてください。

沈黙シリーズ、教科書くらいの種類があります。

ダイ・ハード

激有名なシリーズ映画ですが、爽快感では1が一番。

無線だけでやりとりしていた警官との出会い、最高。

ラストシーンの爽快感は群を抜いています。

「ちくしょう、ちくしょう⤴!」

「ラストボーイスカウト」や「隣のヒットマン」も結構いいですが。

「元気をだしていきましょう」なんて無理なので、力を抜いて見られる映画を

元気をだせとか、メンタルヘルスが、とか、一切効きませんでした。

あたりまえですが、人によってちがいがあるんでしょう。

僕は、この映画ラスト20分で元気がでました。

映画の持つハラハラドキドキさせる演出も好きですが、こういうときは、肩の力を抜ける映画のがいいみたいです。

もしもあなたにも合うようならば、幸いです!



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大学卒業後に新聞社に入社、その後ビジネス書の制作を得意とする編集プロダクションに転職。フリーでWEBや紙媒体での企画、編集、執筆、撮影などを担当し、現在はモジカル編集長。趣味の料理が高じてレシピ記事なども制作。