ジャズドラムでボーカルと演奏するときに知っておくべき大前提と参考になる曲31選

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こんにちは、野澤です。今年は桜の開花が遅く待ち遠しかったのですが、気づけばもう散り暖かくなって5月を感じ始めましたね。

さて今回のお話はジャズドラマーがシンガーと演奏するケースです。

セッションで演奏するときはインスト(楽器のみ)が多いかもしれませんが、楽器を続けていけばシンガーとセッションやライブをする場面にも遭遇するかと思います。

しかしインストに慣れているプレイヤーはあまりボーカルを入れてやりたがらない傾向にあります。

なぜならセッションに限って言うならばインストのほうが自由度が高くソロの尺も長くとれますしドラムソロも回ってきやすいからです。

そういった意味でインストの方が満足感があると考える人もいるでしょう。

しかしよくよく考えてみてください。

世間的に言えばインスト音楽の方がマイノリティ。

歌のある曲がみんな聴き馴染みありますし歌手の方が楽器演奏者より認知されているので世の中の人が音楽に歌を求めているのは明らかです。

まあ、そういった周囲に影響される必要がある訳ではありませんが、それだけではなく、曲に歌詞がついているのでよくメロディを知っているジャズナンバーでも歌詞がわかればもっと深く楽しめたりもします。

テナーサックスのレスター・ヤングは歌詞を頭に入れてサックスを演奏しているそうで、歌詞を忘れた曲はメロディを覚えたとしても吹かなかったとかいうウワサもあるほどで、ジャズと歌が深くリンクしている部分が多々あります。

何が言いたいのかというと、ジャズにおけるボーカルが魅力的だと言いたいのですが前述した通り軽視されがちなのが今のセッション現場での現状です。

そこでドラマーの出番です。ドラムの大きな役割の1つといえばサポートすること。

自分が演奏を楽しむだけではなく周りを楽しませて、雰囲気を作ってナンボの楽器です。

ということで前置きが長くなりましたが今回はジャズボーカルに歩み寄ってみようと思います。

今後ボーカリストと演奏する機会のためにジャズドラマーなら覚えておいたほうがいいことがありますので、ボーカリストと演奏するときのおおまかな前提、そしてよく演奏するジャズボーカル曲を順番に紹介していきたいと思います。

(インストでの演奏の基本部分は理解されている前提で進行しています。まったくの初心者という方はぜひ他記事で基本を学んでから読みすすめてくださいね)

ジャズボーカリストと一緒に演奏するときの前提

バースを演奏することがある

ボーカルが入る場合はテーマの前にバース(Verse)が入ることがしばしばです。

バース、といっても、ドラムソロの4バース(こっちの英語はBars)とは違うのでご注意ください。

バースというのは前奏で曲の導入部分になります。大抵がボーカルとピアノだけでバースを演奏してテーマからドラムが入ってくることが多々あります。このバースは決まったテンポで演奏するのではなくシンガーのメロディに対してピアノがコードでアプローチして自由に2人の呼吸を合わせながら曲が進んでいきます。

バースにはドラマーの介入余地があまりないですが、バース内で何が起こっているのか把握するのが大事でしょう。

なぜならこの後にテーマからドラマーが入ることになるのでバースが終わったらすかさずインテンポで演奏に入る必要があります。

この場合、ドラマーがカウントするときもありますしボーカルがカウントを出してくれることもあります。なんならボーカリストがバースの最後のメロディからテンポを出したりするのでしっかり状況をキャッチすることが大事です。

このバースが、最初の歌伴とインストの違いです。

音量に注意!

また、ボーカリストと演奏するときは大体の場合デリケートに演奏したほうがバンドサウンドはよくなる傾向にあります。

ボーカルがいるバンドでの主役はボーカリストになることがほとんどです。音量の大きなドラムは、注意しないとボーカルより大きな音で目立ってしまう場合もありますね。

マイクを使っているとはいえポップスやロックなど声を張り上げるジャンルではありません。どちらかというと声の艶や綺麗な歌声を引き立たせたいのでどういう声質なのか、どういう風に歌いたいのかよく聞いて演奏するほうが大事と言えるでしょう。

そのためには音量に気を配りながら曲の雰囲気が出るように演奏するのがベストだと思います。

しかし歌モノだからといってインストより手加減するというような姿勢を取るのではなくインストのときと同じ気持ちで演奏するほうがボーカリストとしてはサポートされて嬉しいでしょう。

この塩梅を見極めることが必要です。

エンディングが決められていることが多い

インストのセッションのときのようにエンディングはその場で決めるみたいなことはあまりしません。

ほぼほぼ、ボーカリストが譜面を持ってくるのでそれに書いてあるとおりにエンディングまで進みますのでフィーリングで演奏してしまうと気がつけばドラムだけ迷子みたいなことも起こります。

後テーマに入ったときは譜面をしっかりみるのが大事になってくるでしょう。

 

一応ボーカリストと演奏するときに覚えておいたほうがいい前提はこんな感じです。

あくまでおおむねの内容ではありますが、そんなに多い訳ではありませんよね。

それでは、次からはボーカリストとよく演奏する曲と実際に演奏するときのポイントも併せてをご紹介します。

インストでやる曲とボーカリストが選ぶスタンダードナンバーが割と違うということは結構あるので、以下の曲はインストだけやってる人だと演奏経験のない可能性大です。

セッションリクエストであたふたしないための解決方法は曲を覚えるしかないので、ぜひ1つずつ聴きながら覚えましょう。

ジャズボーカリストとよく演奏する曲

ミディアムスイング

ボーカリストとの演奏ではミディアムスイングの曲が圧倒的に多いです。

ミディアムスイングでは最初ブラシを使うのが有効です。前テーマで雰囲気作りや音量のバランスが取れるので選択肢として考えておきたいですね。

テーマを歌い終わってソロにつながるときやもう一回、2番を歌うときにスティックに持ち替えると自然と音量が上がりバンドのテンション感が上がるのでブラシ→スティックの流れも頭に入れておくとさらにグッドです。

曲の最初からスティックを使う場合は2ビートでいくか4ビートでいくかを考える必要もあります。

AABAの曲の構成の場合Aが2ビート、Bが4ビートという風に分けると曲の展開がドラマティックになるのでボーカルが入る場合はテーマのストーリー性を考えるとより楽しくなると思います。

All Of Me

インストとほぼ同じ感じでやることが多いです。

しっかりテーマ→ソロ→テーマの順番を覚えておきましょう。

歌に戻るときは少し気の利いたフィルインか音量に注意しているといいと思います。ブラシでやる場合もありますし最初からスティックでも問題ない曲です。

Night And Day

この曲はバースから始まることも多いのでドラムイントロになる可能性もあります。

出だしの歌詞が”Like the beat beat beat of the Tom-tom”とあるのでここはスティックでタムのリズムから始めると歌詞ともマッチするでしょう。

個人的経験にはなりますがバースをやる時はミディアムテンポ、バースなしでいきなりテーマからいく場合はアップテンポでやることが多い気がします。

・L-O-V-E

定番中の定番曲。ボーカリストなら必ずやる曲と言い切ってもいいでしょう。

曲の構成はABACです。最初はブラシでもいいですね。

フィールは2ビートから始めて1番が終わったタイミングでスティックに持ち替えて4ビートに移るのが気持ちいい流れになります。

一般的な流れですが練習しておくといろんな曲で対応できそうです。

Bセクションの7小節目はブレイクになることが多いので演奏している時はアンテナを張っておきましょう。

逆にこっちからブレイクを誘う場合は6小節目にフィルインもしくはロールを入れると7小節目のブレイクに持っていけます。

Lullaby of Birdland

この曲のイントロはこのバージョンで演奏する人が多いのでぜひチェックしたいところですね。

テーマに入ってからは2ビートで演奏することが多いです。曲の構成はAABAなのでB部分を4ビートにする場合もありますのでフィールの違いを頭に入れておきましょう。

Old Devil Moon

インストであまりやらないがボーカルセッションではよくやる曲の1つ。

ラテンから始まり途中スイングに変化するのでこれは事前に予習しておく必要があります。スタンダードブックを見て曲の構成を確認しておくのがよいでしょう。

Gone With The Wind

あの有名な映画「風と共に去りぬ」のタイトル曲ですがジャズボーカルのセッションでよく演奏されます。

特にキメがあったりフィールが変わったりすることはないですが、しっかりABAC構成のテーマを覚えておかないとロストしやすいです。

エラがやっているイントロもこの曲お決まりのイントロですね。

知っていれば演奏中に反応することができるので覚えておきたいです。

バースを演奏することもよくあるのでビリー・ホリディのバージョンもチェックしておくといいでしょう。

・Tea For Two

Tea For Twoもボーカルが入らないとなかなかやらない曲ですね。

おしゃれで落ち着いた曲なのでブラシで演奏するのがいいかもしれません。フィールも2ビートから始めることが多いですね。

シェリル・エイミーのバージョンはバースも付いているのでぜひ参考に聴いてみてください。

・On A Clear Day

ミディアムテンポでやることもあればアップテンポでもやることもあります。曲の構成はABACやAABAに当てはまることなく少し進行が特殊です。それも1セクション8小節で収まるのではなく最後のセクションはプラス4小節あるのでこの曲も流れを覚えておきたい曲です。

・Taking A Chance On Love

ブラシでもスティックでも大丈夫ですし2ビートか4ビートも選べるので自由度は高そうですね。

もし心配で擦り合わせたい場合は演奏する前にどういうふうにやりたいかボーカリストに聞いていいと思います。

恋に前向きな心境を綴った歌詞なので明るくて幸せな雰囲気が出るといいですね。

・Day By Day

Day By Dayの雰囲気はこういう感じでやることが多いです。

曲の歌詞としては日を追うごとにあなたのことを好きになっていく、という甘い内容になっています。

両思いなのか片思いなのかは分かりませんが1人称で思いを綴っていて一途な思いが込められています。

曲としては普通にABACなのですぐに覚えられそうな曲です。ドラムなしのバージョンもあったのでこれに合わせて練習してみてもいいですね。

・ Cheek To Cheek

これもよくやる曲でAABAの構成ですが1セクションの小節が長いです。8小節ではなく倍の16小節になりますのでこれもリアルブックか何かのスタンダードブックで曲の流れを確認しておくとよいでしょう。

ルイアームストロングのバージョンは全編スイングでやっているのでこの場合は最初からブラシで演奏してもいいでしょう。また違うやり方で演奏することもあってAセクションの最初8小節はラテンで演奏して後半8小節スイングでやる場合もあります。このフィールで進む場合はBセクションスイングでいくことが多いです。ラテンとスイングを混ぜる時は最初からスティックで演奏していたほうがフィールチェンジに集中できますね。

・Isn’t She Lovely

スティービー・ワンダーのあの有名な曲もボーカルセッションでやることがあります。

A,Bセクションしかなくトータル16小節というシンプルな構成になっています。

最後の3連符はみんなでユニゾンなのでスネアもしくはそれにフロアタムを足して両手で3連符を決められるとバンドの一体感がましますね。

リズムはスイングでやることもあればオリジナルみたいにシャッフルで演奏することもあるのでその時は2,4拍目にスネアのバックビートを入れてあげましょう。

アップテンポスイング

・Root 66

ミディアムよりは速めのミディアムアップスイングで演奏することが多いです。

テンポでいうと♩=140〜160あたりで演奏するのが一般的ですね。曲の構成はAABAなんですが1セクションのコード進行と小節の長さはブルース進行(12小節)になっています。

普段ブルースをやっていれば1セクションの感じはつかめると思います。

そしてこの曲の大事なところはBセクション。Bの頭からブレイクが入り、3小節間連続で1拍目にスネアやバスドラをヒットさせます。

4小節目にはドラムフィルをしっかり入れて5小節目からみんなでスイングに戻るパターンが定番です。

・How Hight The Moon

ABACの構成でこれもミディアムアップからアップテンポまで演奏されることが多いです。エンディングは最後のフレーズを3回繰り返すジャズではお決まりのエンディングで締めることがほとんどです。テンポや曲の明るさで盛り上げたくなりますが割と淡々と叩いているほうが曲の雰囲気が出やすい曲でもあります。

・Just One Of Those Things

これはかなり速いテンポやる事が多い曲ですね。速ければ♩=300近くまで上げて演奏することもあります。何しろ曲の尺が長く1セクションが16小節でオーソドックスなジャズナンバーと小節を比べると倍の長さになります。

ボーカルもリズムにタイトになって歌うより言葉のフレーズ感を大事にする歌い方をする人が多いのでこちらがリズムをしっかり提示できるかが鍵になってきます。

・Sweet Georgia Brown

釈こそはちがえどほぼ”Just One Of Those Things”と同じでかなりアップテンポで演奏されます。1番が短いので続けて2番を歌ったりスキャットをしたりもするのでボーカリストがテーマを歌う時どういう流れで歌うのかよく聞きながら叩けるとよいでしょう。

・’S Wonderful

ミディアムで演奏したりミディアムアップくらいで演奏することがある曲です。軽快なナンバーなので音の強さは軽めにしてあげるといいかもしれません。最初は2ビートで演奏することもあるのでベーシストかボーカリストと予め確認できてると演奏しやすいです。

・Lover Come Back To Me

メロディックかつリズミックに歌うボーカル曲です。

AABA構成ですがAセクションの最後は歌のメロディのリズムとバンドのリズムが合わさるところがあります。

ドラムもそこで合わせたほうが効果的ですしその後にフィルインを入れられるなら尚いいと思います。

別れた相手が帰ってきて欲しいという思いを綴った寂しい曲ですのでBセクションは少し哀愁を感じます。

それに対してリズムやグルーヴはとても疾走感ある感じでやる事が多いですので曲の雰囲気を大事にしながら勢いが出るといいかもしれません。

・I Got A Rhythm

ガーシュインの有名曲でジャズをやっていなくても割と知っている方多いですよね。

構成はAABAの循環(リズムチェンジ)の曲です。ただ最後のAセクションは2小節長くなって10小節になっているのでその仕掛けにひっからないように注意です。

ブラシでやってもスティックでやっても大丈夫な曲ですし2ビートか4ビートでもよさそうです。

元気よくいきたいならスティックで4ビートで行ってもいいですし、最初様子を見ながら盛り上げたいならブラシで2ビートもありでしょう。

ボサノバ、イーブン系

・Moon River

ボサノバでやることもあればオリジナルのように3拍子でやることもあります。

どちらかというとボサノバで演奏することが多いのでボーカリストから譜面をもらった場合は拍子記号を見ておきましょう。

・Fly Me To The Moon

これも言わずと知れた有名曲ですね。

スイングでやることもあればボサノバでやることもありますので演奏前にフィールの確認をしておきましょう。

日本ではエヴァンゲリオンのエンディングテーマで有名です。

・Girl From Ipanema

日本語のタイトルでは「イパネマの娘」。ボサノバは割と定番曲が多いですのでこれはインストでやる時と同じように演奏してokです。

・Dindi

アントニオカルロスジョビンの曲でボーカリストの中では割とボサノバの定番曲とされています。

最初にバースがつくことがあるので出だしは注意しておきましょう。曲をよく聴いておくのが大切です。

・Sunny

R&Bやソウル系の曲です。

ボサノバでやることもあるかもしれませんがどちらかというとポップスのような8ビートで演奏することの方が多いかもしれません。

8ビートの方が得意というドラマーの方もいらっしゃると思うのでジャズ初心者だったら抑えておきたいナンバーかもしれませんね。

・One Note Samba


ボサノバかサンバか絶妙なテンポで演奏することが多いのでドラマーとしてはかなり腕が試される曲です。

曲は軽快なので軽くいきたいのですが軽く演奏すると走りそうになるというジレンマがあります。

♩=170~200くらいで演奏することがあるのでそのくらいのテンポでメトロノームをかけながらサンバのリズムの練習をしておくといいと思います。

エンディングは最後のメロディのリズムに引っ掛けて4拍目で伸ばすのでその後の拍や小節を見失わないようにしましょう。

・Smile

ゆったりとしたボサノバで演奏することがあります。ABACの構成で特に難しいことはないので終始リラックスしたグルーヴとムードが出せればバッチリです。

バラード

バラードはブラシでの演奏がマストです。

どれも似たようなアプローチになってしまいがちですがどのセクションからドラムが入れば面白いかとか、どのタイミングでシンバルを入れようか考えていると曲のカラーの付け方にも工夫ができるので一本調子にならないようにバンドにアイデアを足せるようにしてみましょう。

それでは以下がよく演奏される曲です。

・What A Wonderful World

ルイアームストロングのバージョンが一番有名ですが大体このテイクに寄せて演奏することが多いです。

なので普通のバラードよりかは6/8のフィールが出るように右手で8分音符を叩けるとより雰囲気が出ると思います。

ブラシに慣れていないとスティックでいきたくなりますが、ブラシでできると柔らかい感じが出るのでブラシでの練習もオススメします。

・Nearness Of You

インストでこの曲の経験があれば同じような感じで演奏できますね。歌詞は”あなたがそばにいるだけでいい”という思いを書いた歌詞ですがとてもロマンチックなのでぜひ調べてもらいたいです。

サラボーンのバージョンはバースも歌っているので要チェックです。歌い方や表現、メロディの持っていき方が完璧すぎるのでそこも聴いてもらえるとより曲に愛着を持てると思います。

・Skylark

アニタ・オディやエラ・フィッツジェラルドのテイクも有名ですが最近ではグレッチェン・パーラートもよく歌っているのでいまだによく歌われるナンバーです。

・Misty

エラ・フィッツジェラルドのバージョンも有名ですが最近でいうとサマラ・ジョイのバージョンも秀逸です。

心の心境をMisty(霧)と表現している歌詞です。恋を抱いてこの想いをどうしたらいいかわからない霧の中を彷徨っている心境を綴っています。

・Over The Rainbow

映画「オズの魔法使い」で有名な曲です。こちらもエラ・フィッツジェラルドの演奏が有名ですがアレサ・フランクリンやレイ・チャールズのバージョンもオススメです。

なぜこれらの曲がシンガーに演奏されるのか

以上がよくシンガーに演奏される曲です。

何曲ご自身のレパートリーにありましたか。

よく知っている曲もあればマニアックな曲もありますよね。

しかし共通項としてオーケストラアレンジが多いことに気がつかれたでしょうか。

ジャズの有名曲はミュージカルや映画の中で使用された楽曲を引っ張ってきたものが多く、大抵の曲がジャズオリジナルではありません。

そのためほとんどが、そもそもミュージカルやオーケストラ(映画の劇中ではオーケストラでの演奏をされたBGMがよく使用されます)調にアレンジされたものが多いのです。

また、世のボーカリストが憧れているシンガーがいるわけですが、そんなプレイヤーのアレンジやバースを意識している人たちもたくさんいます。

だからこそ、多くの有名シンガーの演奏を聴いておくとなんとなくのアウトラインがイメージできるでしょう。

以下の人たちがジャズアイコンといえる、憧れのボーカリストたちです。

  • ナット・キングコール
  • サラ・ボーン
  • ビリー・ホリディ
  • アニタ・オディ
  • ニーナ・シモン
  • エラ・フィッツジェラルド
  • ルイ・アームストロング
  • フランク・シナトラ
  • トニー・ベネット

ここに名前が挙がったプレイヤーたちはレジェンド、と呼ばれるような歴史に名を残した人たちですので、ジャズを通るならシンガーと演奏する機会がある、なしに関わらす必ず聴いておくべきシンガーたちです。

他にも最近の人たちでいうと

  • ダイアナ・クラール
  • マイケル・ブーブレ
  • グレッチェン・パーラート
  • ジェイミー・カラム
  • サマラ・ジョイ
  • ジャズメイア・ホーン
  • シェリル・エイミー

というシンガーたちが活躍しています。

ここに挙げたのは一部ですが、元ネタというか原曲を知っておけば一緒に演奏するボーカリストのリクエストに応えることができるので、一度は聴いてみましょう。

曲数は多いかもしれませんが、歌ものはインストに比べると1曲にかける時間はそんなにたくさんはありません。

曲名をApple Music、spotify,YouTubeなどで検索すればすぐに出てきます。

歌詞もタイトルを検索欄に入力すればすぐに訳が出てくるというとても便利な時代なので1日数曲でもインプットしておくとジャズの楽しみ方も広がると思います。

私も最近はスタンダードの歌詞を調べてシンガーの歌い方と楽器奏者の弾き方を比べたりしてジャズを楽しんでいたりしますが、少し曲の理解度が増したような気もします。

いろんな方向からジャズの楽しさを知ることができると思うのでぜひボーカル曲もチェックして深掘りしてみてください。



ABOUTこの記事をかいた人

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野澤宏信 1987年生。福岡県出身。12歳からドラムを始める。2006年洗足学園音楽大学ジャズコースに入学後ドラムを大坂昌彦氏、池長一美氏に師事。在学中には都内、横浜を中心に演奏活動を広げる。 卒業後は拠点をニューヨークに移し、2011年に奨学金を受けニュースクールに入学。NY市内で演奏活動を行う他、Linton Smith QuartetでスイスのBern Jazz Festivalに参加するなどして活動の幅を広げる。 NYではドラムを3年間Kendrick Scott, Carl Allenに師事。アンザンブルをMike Moreno, Danny Grissett, Will Vinson, John Ellis, Doug WeissそしてJohn ColtraneやWayne Shorterを支えたベーシストReggie Workmanのもとで学び2013年にニュースクールを卒業。 ファーストアルバム『Bright Moment Of Life』のレコーディングを行い、Undercurrent Music Labelからリリースする。 2014年ニューヨークの活動を経て東京に活動を移す。現在洗足学園音楽大学の公認インストラクター兼洗足学園付属音楽教室の講師を勤める。