なにやら、最近通販の牛タンが話題らしい。
この前、打ち合わせの終わりにも噂を聞き、なんと後日、肉屋で買い物をしているときにも聞いた。
ネット上の情報なんてほぼ嘘なので、どこかのサイトに書いてあった場合はステマの可能性が99.9%だが、現実世界で2回も聞いたらやっぱり話題なのだろう。
ということで、試しに頼んでみることにしました。
「肉のいとう」の牛タンだった
そもそも最初の打ち合わせでは話半分、もう一度はほかの買い物客の話を立ち聞きしただけなので、商品名がよく分かりません。
「牛タン 通販」で検索したらとんでもない件数が出てきた。どれか全然分からん…。
思い出せ、記憶の狭間を飛び回れ、俺! かならずや記憶のどこかに落ちているはずだ!
真実は、いつもひとつ!
ぴーんときた! そういや、人名と「肉」で構成されていたはずだ!
もう少しで思い出せそう! うおおおおおーーー!!! さあ、店名はこいつだ!!!!
で、半日後。
まったく思い出せないので最初の打ち合わせに同席していた人に聞いたら「肉のいとう」というお店の牛タンだと判明。
楽天にあったのでポチりました。
早く聞いときゃよかったよ。
牛タンが届く
1週間くらいで届きました。
6時間ほど常温で解凍。冷蔵庫で解凍と説明書に書いてあったのに…。
冷凍されて配送されてきましたが、簡易包装という家庭用のパッキングを選択することができ、画像のパックが保冷バッグに直接入っていました。これが楽だった。
通販系は過剰包装が多く、処理が面倒。
段ボール出すの大変なんだって。
厚切り牛タンが売りらしい。たしかに、袋の外から見ても分厚い。
直火で焼こうかと思ったのですが、焼き方を見るとフライパンなどでもいいらしい。
ということで、愛用のフライパンを用意。
牛タンには隠し包丁が入っていました。
この切れ目絶妙ではないですかね。切れ込みすぎず、浅すぎず、期待大。
うすく米油をひいて焼く。
半量ずつ焼くことにしました。
厚切りなので火加減が全然分からないので。一発で全量焼くと失敗しそう…。
いい感じの焼き色が付いてきたので、そろそろいいかな。
お店のほうで味付けされているので、焼くだけでいいというのもいいね。
できた。
すごい、パッと見のロース感。
菜箸でつまんだときの感触が、牛タンとは思えぬほどジューシーでやわらか。
厚っ!! ステーキ並みだぞ。
焼きたて熱々にかぶりついても一口では食べられないのでフォークとナイフで切り分けることにしました。
いざ、実食。
と、思ったのですが、切ってみたら中心が生焼け。しっかり焼いたと思っていたのですが…。
さすがにこの厚さでは普通のお肉の感覚で調理してはダメですね。
再度焼きます。
再加熱完了。
肉汁が豊富に溢れているときは、まだですね。
肉汁がギュッとしたのを目安にするのもいいかも。
今回は大丈夫。
ナイフ入れたときの食感がすごくよかった。
いただきまーす。
うまい! 食感と旨味すごいなあ。牛タンってクセが強いのに、味付けがいいのかクセが旨味に変わっていて、実にジューシー。
鼻に抜ける嫌味もぜんぜんない。
これは一品だなあ。
切り分けました。
ほんとは、フォーク、ナイフで食べる際はマナー違反。だけれど…、
こいつに合わせるには、箸でつかめるようにしなくちゃぁ。
ほんじゃあ、米と一緒に…
いただきます!
これは…、しみじみうまいな。
シャキシャキとした牛タンの食感に、脂というよりも旨味のジュースが溢れてきて、白米のたんぱくな味わいにベストマッチ。
塩加減も米と合わせると絶妙だ。
牛タンだけで食べていたときよりもうまい。
お米をモリモリいける!
箸が止まらん。
この端の部分のカリッとしたところが、また。
米との相性抜群。
牛タン1枚でごはん一杯食べてしまった。
第二弾焼きます。
2回目は一発で焼けました。
これ、最初に試しで1枚だけで焼いたほうがいいかも。
普通の感覚で焼くよりも強めで長めに焼かないとダメだ。
こちらのほうが美味しいですね。再加熱していたほうのが旨味もにげていたし、シャキシャキとした食感もいくぶん薄かった。
焼き方で結構味わい変わるな。
完食。
3人で、1人4枚ほど食べましたが、ご飯1杯なら牛タン1枚でもいけるくらいだったな。
むしろ4枚は食べ過ぎたかも。2〜3枚で十分という感じも。
僕は塩味を頼みましたが、味噌味もありました。
これはマジでうまかった。この金額でこの満足感ならアリだな。1回お試しを。