ココナッツジュースが好き。
ココナッツミルクも好きだけれど、ジュースのほうがもっと好き。
独特の青みがかった風味に、あっさりとした甘み、なにしろ木が地中の水分を吸い上げて、磨きに磨かれた良質な水分。
おいしい。
が、市販品で売っているものは理想の味にないものが多い。
なら、ココナッツから直接吸おう。
さっそく買ってきました。結構探したぜー…。
なかなか売ってないのね。
まずはココナッツジュースを飲めるうえ、
最終的に食べられるらしい。
テンションあがる。
と、思ったのもつかのま。画像には残していませんが、アイスピックで穴を開ける作業が一向にすすみません。
めっちゃくちゃ固い!!!
そこで、包丁で表面を削り、最期の仕上げに千枚通しを使用することに。
おらおらおら!
ようやく空いた。なんて大変な作業なんだ。台湾のおっちゃんとか結構軽々やっていたけれど、本当はすごい頑張ってたんだね。
ありがとう、おっちゃん。
で、お味なんですが、ものすごくおいしい。口当たりさわやかで、雑味一切なし。すいすい飲める。
ちょっと前にペットボトルで発売していたココナッツジュースとか、パックで売っているやつとか、にせものなんじゃねえか、というくらい新体験。
なにはともあれ、おいしくて体によさそうな、少しだけ甘い天然の水分。
無心でチュウチュウ飲む。缶ジュース1本分くらいの量あるかな。
飲み終わりました。あとはこいつの中身を食べるってんですが…。
なにせ穴を開けるだけであの苦労。上部を切り取るとなるとゴジラの肩もんでこいって言われているような障壁を感じる。
でも、食べたい。刃がのこぎり状のパン切り包丁を使用してあけます。
ここからまた大変な苦労をしますが、割愛。
すげー、大変。手がぷるぷるしている。
この白い部分をはがして食べる。ココナッツ自体の脂肪分らしい。
独特の香り。
ココナッツオイルが一時期ブームになったとき、僕もよく顔に塗りたくったりしていましたが、こんなにぷるぷるしたものだったとは。
なんつーか、似たものが思いつかない。不思議な感触。
味は、好き嫌いは分かれるだろうけど、僕は大好きな味。
食感は柔らかながらどこかシャキッとした部分があり、風味はココナッツジュースに濃いミルクを加えたようなもの。
なにしろ、舌が「こいつは体にいいぜ」信号をたくさん出している。
ココナッツは開けるのはむずかしいものの、その価値がある。
見かけたら、是非買ってみて。