一体感のある目玉焼きとトーストを、食材を変えることなく作る

目玉焼きトースト

実をいえば先日まで卵アレルギーだったので、約2年間にわたり卵をほぼ食べない生活を続けていました。

数ヶ月前に再検査したところ晴れてノンアレルギーとなったため、現在は卵をばっくばく食べています。

というわけでもなく、軽度とはいえ一度食物アレルギーになったことで大変な苦労をしたため、2、3日に1回ほど食べれるかどうかという生活を続けています。

そのため、卵をつかった料理には、普通よりも時間をかけるようになりました。

なにせ、大好物なもので。

そして気になるのが朝食の定番。

目玉焼きとトースト。なんか面白みに欠ける見た目なんですよね。

とりあえず作って皿に並べた雰囲気が強調されすぎている。

もっと一体感のある作り方はできないものだろうか。

あ、そういえばある。と思い出したので作ってみます。

一体感のある目玉焼きトーストの作り方

その名の通り、一体感が大切。それから、トースターで焼くよりもおいしいと思います。

好みのちがいもありますが。

特別な食材や調味料は必要ありません。

目玉焼きトースト

パンを用意。いわゆる食パンと言われて想像する大きさのものがいいです。

それからなるべく薄めで。

今回は厚切り。

目玉焼きトースト

次にコップを用意します。

パンの耳より内側で、かつある程度白い部分が残る大きさのグラスを。

目玉焼きトースト

ちょうどいい感じ。

そうしたら…

目玉焼きトースト

ぐりぐりぐり! っとして、

目玉焼きトースト

真ん中を抜き取ります。

目玉焼きトースト

ただ押しつけるのではなく、軽く回転させながら押しつけると抜き取りやすいです。

目玉焼きトースト

この真ん中の部分だけ揚げパンにしてやっても見た目がいいです。

揚げてからメープルシロップたっぷりかけて食べるの好きです。

目玉焼きトースト

幅広のフライパンにバターを溶かします。

なるべくバターのがいいです。

目玉焼きトースト

パンをイン。

目玉焼きトースト

そしてパンをくりぬいた部分に卵をイン!

目玉焼きトースト

有塩バターならいらないとおもいますが、塩・コショウを軽く。

それから弱火で焼いていきます。

これ、この状態でトースターで焼いてもいいんじゃねえかと思ったんですが、フライパンでバターを活用して焼くほうが食感が断然いいんです。

卵なしでもフライパンでパン焼いたほうがおいしいと思う。

目玉焼きトースト

焼き色を小まめに確認しましょう。

オリーブオイルやそのほかの油よりもバターは焦げやすいので。

目玉焼きトースト

フライ返しで、

目玉焼きトースト

裏返し! 底面はバターをたっぷり吸うので見栄えは悪いんですよ。

この部分は底にして盛りつけてください。

裏返してからまた少し熱を通したら…

目玉焼きトースト

完成。焦げた!

途中でお客さんがいらっしゃって…。

みなさんはこうなる前にとりだしてください。

目玉焼きトースト

でも、味は…

目玉焼きトースト

いい…

目玉焼きトースト

はず! もっと半熟がいいなら早めに火から取り上げてください。

僕は一度卵アレルギーになってから、なぜか生卵が苦手になって…。

目玉焼きトースト

パンと卵を一緒に…。

うまい! バターのコクがある上にカリっとした食感、卵の黄身の濃厚さに白身のふわっとした舌触りがいい!

うっめー。トースターで焼くとこうはならないよな。

焼いた目玉焼きをトーストにのせても違う味。一緒に焼くからこうなるんだよなー。

目玉焼きトースト

残った卵も、

目玉焼きトースト

拭き取って食べる。

これが満足感につながりますね。

特別なことはないですが、ちょっと作り方を変えるだけで十分に目先のちがう食事になります。

おためしを!



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大学卒業後に新聞社に入社、その後ビジネス書の制作を得意とする編集プロダクションに転職。フリーでWEBや紙媒体での企画、編集、執筆、撮影などを担当し、現在はモジカル編集長。趣味の料理が高じてレシピ記事なども制作。