頭の悪いタイトルをつけてしまいましたが、ほんとにおいしかったもので。
外食自粛から懐石料理など口にする機会がなく、手の込んだ和食をいただきたい、と、思っていたら開喜さんがお弁当を作られているとのこと。
小田原市内では有名なお店なので、楽しみにしながら電話で予約。
いただいてきました。
このような社会状況になってから、いろいろなお弁当をテイクアウトしてきましたが、こういう包装はなかなかない。
そしてお弁当開封。
お出汁のいい香り。
飯ものと、
煮物、
お弁当の定番に、
油ものの4種。
特に油ものが楽しみなラインナップ。
稚鮎の利休揚げですかね。お茶の大家で懐石料理の生みの親である千利休が、ゴマを使ったお料理が好きだったことから利休揚げと呼ぶとか。
頭からかぶりついてもやわらかくておいしい。
ゴマがこげないように、かつしっかりと火を通すのは大変なのですが、さりげなく入れてあるところに普通のお弁当と一味違いますね。
肝のほろ苦さに油もののしっかりとした味わい、ゴマの風味がいいっすねえ。
うまい。
エビも香煎揚げですね。
しっかりとした味付けでも香煎の香りが油臭さを飛ばしていて、お弁当にぴったりです。
しかも紅白でめでたい。
もともと懐石料理はお弁当での仕出しをよくやるので、お弁当としての満足度が高いですね。
箸がとまらないぜ!
煮物なんかも通り一遍のものではなく触感よく、いい感じに煮えていておいしい。
そしてこちら。なんだろうとおもったらこんにゃくステーキでした。
いままで食べことのない触感で楽しい。
と、いうことで大満足のお弁当でした。
量が結構多くて、おなかぺっこぺこでないとキツイかも、というくらいのボリュームでした。
いっぱい飲みながらやってもいいようなお品書きなので、暑いいまごろは冷酒でも相棒にしたいような感じでした。
ぜひ、お試しを!