オリーブ、お好きですか。
オリーブオイルはもはや、どこのご家庭にもある調味油としての地位を得ましたが日本ではオリーブ自体はまだそこまで人気がないようです。
自分はオリーブのピクルスが好物で。
1週間のうち1回は食卓に上がります。
そんなオリーブ、食べてみたことはあるけれど、独特のクセがあって苦手、という人もいるでしょう。
あー、ノンノンボークー。
それ、買うメーカー間違えてんすよ。
メーカーでオリーブの味がかなりちがう
オリーブに限らずピクルス全般、メーカーによって相当な味の変化があります。
自分でオリーブを作ってみると分かりますが、ビネガー、塩、白ワイン程度が主な成分にはなっていますが…。
風味付けに使用する香草などでまったくちがう味わいになるんです。
もう大体お分かりでしょう。
よくありますよね、海外からのお土産で独特の香りで食べにくいもの。
あれと同じで、メーカーによっては複雑な風味を何種類ものハーブなどを使用して出しているため「プラスチック…?」みたいなオリーブに行き当たる訳です。
日本人の食生活に合いにくい風味。
そのため、素のオリーブのピクルスに近いものを選ぶほうが食べやすいでしょう。
ちなみに、僕の好きなメーカーはセルピス。
オススメはアンチョビ入り
オリーブは種抜きされて中に赤いピーマンなどを入れたものもあります。
マティーニにはこいつがよく使用されますが、僕が一番すきなのはアンチョビ入りオリーブです。
よくよく考えてみると分かりやすいんですが、オリーブオイルにアンチョビとニンニクを入れて料理に使用するとすごくおいしいですよね。
つまり、合わないわけがない!
セルピスのアンチョビ入りオリーブ。
種抜きです。種が抜かれておらず、かつ黒く熟したモノもありますが、グリーンオリーブで種抜き、アンチョビ入りが一番好き。
クセがなく食べやすいです。
では開けます。
ふ〜〜! よだれでてきた。
アンチョビが入っているのでうっすら油が浮きます。
オリーブは油分が多い植物ですがピクルスにしても油が浮くほどではありません。
マティーニに使用されるオリーブをアンチョビ入りにすると、お酒の表面に油が浮いてあまり見た目がよくない。
そのためにアンチョビなしが使用されることは多いのですが、お願いすればバーテンダーさんがアンチョビ入りに変えてくれます。
見た目よりも、味がいい。コクがでます。
ドライマティーニ、アンチョビ入りオリーブでロック、がよく注文するマティーニです。
それでは実食。
種を抜いた部分も蓋をする芸の細かさ。
うっすら色の変わった部分がアンチョビです。これがうまいんだ。
風味も日本人の口に合うし、塩味だけではなく旨みがある! アンチョビなしだとここまでのコクはないんですよね。
保存方法
1回で1缶食べる人はほとんどいないと思います。
保存するときは、よく洗って熱湯で消毒した容器に移し替えておきましょう。
あとは冷蔵庫保存で。
缶に入れておくと金臭さがでるような気がするんですよね。
完了。
それから蓋付きのものがオススメです。
風味が強すぎないといえども、アンチョビなどが入っているので蓋をせずに冷蔵庫保存すると匂いがつきます。
密閉できるものがいいですね。
缶詰の中って、なぜか好きです。
アンチョビ入りオリーブはかれこれ10年以上購入していますが、お店などではなかなか見かけません。
いままでオリーブが苦手、という人も一回試してみてほしい。
うまいっす。