ジャケ買い必至のオススメジャズアルバム

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こんにちは野澤です。外がかなり暑くなってきたのでこういう時は室内で涼しく練習するに限りますね。

今回はアルバムのジャケット特集です。

ジャズに限らずさまざまな音楽でデジタル音源の利用だけではなく、アナログなレコード盤などの人気も復権しています。

個人的にはDJやヒップホップなどの影響も多少あるのではと思っています。DJがレコード盤を駆使するようなクラブやバーも最近増えていますしね。

その影響で、最近のジャズのアルバムもCD版とLP版と2種類出る傾向があります。

レコード盤はサイズが大きいためアルバムジャケットもCDにくらべて迫力があり、このジャケットをインテリアの一部として活用する方もいるそうです。

そういえば、参考音源をまだCDで集めなければならなかった時代。

タワレコやディスクユニオンに足繁く通い、手軽にサンプル再生のできないCDを手に取り、プレイヤーの名前で買うか、ジャケットに惹かれて買うか、の2択をいつも迫られていたのを思い出します。

そしてどれを買おうか迷ったときはよくジャケ買いしてましたね。

そんなアルバムのジャケットを壁にかけるような空間が存在すればオシャレになること間違いなしなので今回は飾って楽しめるLPになっているアルバムを何枚か紹介していきたいと思います。

ポートレート系のジャケット

人物の顔写真で個人的にイケてるアルバムをご紹介します(今回はアマゾンのリンクを画像に埋め込んでいますので、画像をクリックすると詳細が確認できます)。

基本今の人たちより昔のアルバムの方が白黒の渋い写真だったり、レジェンドのプレイヤーたちのほうが特別な存在感が出るので1940年代から1960年代初期のアルバムなんかがいい気がしますね。

・Dexter Gordon「Our Man In Paris」

イケメンって訳ではないですが絵になりますね。タバコを指に挟んでる姿も渋いです。

またこの白黒のジャケットにアルバムタイトルが赤と青で可愛い感じになっているのがアクセントになっていてオシャレです。

・Donald Byrd「Chant」

やっぱり楽器を吹いている姿はいいですよね。黒と赤を基調にしていてハードバップなイメージがすごく伝わります。写真の向きも横になってトランペットのベルが斜め上に向くような構図もセンスがありますね。

John Coltrane「Blue Train」

言わずもがな的なとこはありますが音楽の中身もアルバムのジャケットも最高なのはこの1枚ではないでしょうか。

このアルバムのタイトルが「ブルートレイン」、そして青を基調とした色に写るコルトレーンで「ブルートレーン」というダブルミーニングのジャケット。

音楽を聴いてもなんとなく青い感じを連想させるような”Blue Train”のイントロ。曲の構成もブルースというどこまでもブルーを推してくるアルバムです。

Max Roach「It’s Time」

写真ではなく絵ですが何も説明なくてもジャズのアルバムだとわかるような激シブなジャケットです。

アルバムの中身はかなり激しく迫り来るような雰囲気があります。

ジャズには珍しいゴスペルのようなクワイヤーがどの曲にも入っているのでこれはジャズ好きにも楽しめるアルバムです。

アート系のジャケット

絵で描いたようなオシャレなジャケットがあるのでそれも見ていきましょう。

・Charlie Parker「Parker And Diz」

少しピカソ的な感じがするジャケットですね。顔が左右で分けれており耳から出てくるサックスとトランペットのバルブからチラッと見えるピンクの瞳が少し不気味な感じもします。

・Canonball Adderley「Quartet In Chicago」

ポップな可愛い感じのアルバムですね。音楽の中身はコルトレーンと2管なので全然可愛くないですがアルバムのポップさを組み合わせると不思議と聴きやすく聞こえるのはなぜでしょうか。。

・Miles Davis「Bitches Brew」

この頃マイルスはアート的に音楽をやっていたのもありジャケットもこういうものが多いです。その中でもこれは絵画的でオシャレなアルバムですね。

・Miles Davis「On The Corner」

いかにも70年代というのがよくわかるアルバムのジャケット。

シティポップやリバイバルブームの今だからこそこういう70年代のポップなアルバムのジャケは壁に飾るのにアリな気がします。

風景のジャケット

風景といえばECM系のナチュラルなイメージが多いと思いますがいくつか挙げておきます。

・Pat Metheny「Beyond The Missouri Sky」


ジャケ全体が景色という訳ではないですが横に広がる夕暮れか朝焼けの開けた景色が落ち着きます。音楽の中身もチャーリーヘイデンとのデュオで落ち着いた雰囲気です。

・Bill Evans「I Will Say Goodbye」

ハイウェイの写真ですが真っ青な空にいつまでも続いていきそうな道路が交わっていて「I Will Say Goodbye」というタイトルが入っています。

こんなにいいジャケなのに寂しさも感じてしまうので不思議な感じです。

オシャレ系のジャケット

・Sonny Clark「Cool Struttin’」

個人的にはこれぞ定番のジャズプレイヤーが選ぶジャケットだと思います。50年代がわかるような格好とフォントになっていてスタイリッシュですね。個人的には必ず飾っておきたいアルバムです。

・Miles Davis「Collector’s Items」

これも個人的にオシャレだと思うアルバムです。よくボトルを飾ってオシャレに見せたりするお店もありますがこのジャケットがあれば同じようなオシャレ空間ができそうです。

・Bill Evans「Undercurrent」

水中に浮かぶ女性のジャケですがこの白黒を基調とした雰囲気がシックですね。静かな空気感も感じられるので落ち着いた雰囲気も出せるジャケットだと思います。

・Chick Corea「 Tone’s For Joan’s Bones」

これはかなりオシャレなジャケではないでしょうか。カラフルな絵が画角いっぱいに広がっているのでどこに飾っても目を惹きそうな絵になっていますね。

以上が個人的にジャケットから選ぶオススメアルバムでした。

基本的にジャケットと中身(音楽の内容)がセットで頭の中で保管されているので脳内のアルバム整理にもジャケットは大切ですね。

ここだけの話個人的にジャケットダサいなーと思うのはハービー・ハンコックの「Future Shock」です。

「Head Hunters」や「Maiden Voyage」とかはセンスあるジャケなのにこのときはどうしたんだろう。。音楽もなぜかダサいと思ってしまいます…。

それくらいアルバムジャケットが大事ということが今回書きながら改めて思いました。

まあジャケットだけでも十分楽しめますがもちろん音楽の部分も含めて嗜められると趣味により深さが増すのでジャケ買いしたら聴いてみるのがオススメです。



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野澤宏信 1987年生。福岡県出身。12歳からドラムを始める。2006年洗足学園音楽大学ジャズコースに入学後ドラムを大坂昌彦氏、池長一美氏に師事。在学中には都内、横浜を中心に演奏活動を広げる。 卒業後は拠点をニューヨークに移し、2011年に奨学金を受けニュースクールに入学。NY市内で演奏活動を行う他、Linton Smith QuartetでスイスのBern Jazz Festivalに参加するなどして活動の幅を広げる。 NYではドラムを3年間Kendrick Scott, Carl Allenに師事。アンザンブルをMike Moreno, Danny Grissett, Will Vinson, John Ellis, Doug WeissそしてJohn ColtraneやWayne Shorterを支えたベーシストReggie Workmanのもとで学び2013年にニュースクールを卒業。 ファーストアルバム『Bright Moment Of Life』のレコーディングを行い、Undercurrent Music Labelからリリースする。 2014年ニューヨークの活動を経て東京に活動を移す。現在洗足学園音楽大学の公認インストラクター兼洗足学園付属音楽教室の講師を勤める。