85歳以上でもまだまだ現役! レジェンド級ジャズミュージシャン

ジャズの全盛期という話をすると、人によって挙げる年代はことなりますが、やっぱり50年代、60年代というのは1つの試金石とよべる時代です。

そんな年代を過ごしてきたジャズミュージシャン達、中にはまだまだ現役で活動されている人がいます。

そんな、レジェンドに数えられるけれど、生で演奏を聴きに行けるミュージシャンを集めてみました。

来日時は必見です。
※年齢はすべて2018年12月現在のものです。

アーマッド・ジャマル

2018年で88歳。いまだ現役な上そのピアノタッチは衰えることがありません。

HIP HOPミュージックのサンプリングにもよく使用され、マイルス・デイビスも感銘を受けたという才能は、現在でも本物を聞くことができます。

こちらの映像は2017年のものなので、87歳でしょうか。まっっったく年齢を感じません。これは、是非聞いていただきたい。

いやー、それにしてもすごい。

ハロルド・メイバーン

衰えを知らないピアニストといえばこの人も外すことはできません。

2018年で82歳。あのウェス・モンゴメリーのバンドに参加していたというのですから、ジャズ好きの人であればどれだけ長いキャリアを持っているかは容易に想像がつくはず。

弟子でもあるエリック・アレキサンダーとのバンドも調子がよく、すばらしい演奏を聴かせてくれます。

また、2017年にはニューヨークのスモールズにて21日間連続ライブを3セットずつこなし、Iron Manというアルバムを発売。

その名の通り、鉄の男です。

バリー・ハリス

雑誌などで「バップ最期の伝道師」なんてうたわれるピアニスト。

1929年12月生まれ。なんと、90歳。

映像は2017年のもの。すごい。

リー・コニッツ

御年91歳。サックスプレイヤーとしては最高齢に近いのでは、と考えられるリー・コニッツ。

若干ブレスに衰えを感じますが、一時代を築いたミュージシャンとして、現役で演奏されているそう。

渡辺貞夫

日本のジャズを礎を築いたうちの1人。なんと85歳で全国ツアーに海外ツアーまでこなしています。

演奏も円熟味がかかってめちゃくちゃリッチな音色。

sadao watanabeとして海外での知名度もあるそうです。

ロイ・ヘインズ

御年93歳で、バースデーライブまで行うドラマー。ジャズという音楽の中では比較的体の動きが大きいドラムという楽器の中で、これだけパワフルに動ける身体能力の高さに驚き。

お姿も、80代から年齢の進みが止まってしまったのでは…、と思えます。

今回は85歳というのを1つの区切りにセレクトしました。

高齢化社会なんて叫ばれる世の中ですが、年をとってからの趣味にジャズを選んでみるというのはどうでしょう。

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FM小田原にて毎週火曜 夜7時から1時間のJAZZ専門ラジオ番組「JAZZ ROOM」のラジオパーソナリティを担当。モジカル前身のジャズ専門サイト・CDショップ「AOI JAZZ」の企画をしました。