そばが好きなんです。
夏の暑い盛りにすするざるそばもおいしいんですが、冬でもざるで、よくしまったそばをすすりこむと、これまたうまい。
そもそも、そばの旬は秋口だったりと、夏よりも寒くなってきてからのほうがそばをよく食べます。
そして、小田原市に最近、というか少し前、なにやらうまいそば屋ができたらしいという噂を聞いてやってきました。
麺天使考案 三層究極のそば。
麺天使とは。神託をうけて打つそばは、さぞかしうまかろう。
うまいそば屋のテンプレートなみたいなメニューで落ち着きます。
最近は突飛なメニューのお店が多いですよね。
ざるそばと、もりそばのちがいは海苔の有無、と言いますが、ここはもりのみ。
うーん、とりあえず特もりにすっか。
あと、このちょこっと天ぷらを。
最近…、天ぷら一人前だと、胃もたれするんですよね…。
年かな…。
ぼーっとそばを待っていたら、卓上にこういうものが。
食べ方があるんですか。
うどんではなく、そばにゴマを合わせるのは珍しいね。
と、思ったらそば湯用だった。
ゴマ来た。小さいすり鉢。
そしてそばがくる。この日は3人できたので、普通もり、大もり、特もり3種類のサイズをそれぞれご覧いただきましょう。
初手、普通もり。
二手、大もり。
チェックメイトォォォォォォォ!!!!! 特盛り!!!
すげえ…。
想像の枠外。ほんとに特盛りだ…。
せいろと合わせるとモンスターエナジーくらいの高さあんぞ…。
そばちょこと薬味も2つずつきた。そうだよね、1つだと足りなくなるよね。
まずは塩でそばをいただきます。
いただきまーす。
ずるずる。
ほっほ、香りが実にいい。そしてコシが絶妙な塩梅。
よくしまったそばで香りがいいというのはあるんですが、うまみを感じるのは初めてかも。
これが三層の力か。
ネギとわさびをのせて、すする。
おすすめの食べ方です。
うん、うまい。
これは大正解のお店だ。
なんてやっていたら、ちょこっと天ぷらがきました。
このくらいの小皿、ほんとおっさんにはありがたい。
胃もたれしやすいけれど、冷たいそばには、少し油モノも欲しいという僕のわがままボディにジャストミート。
天ぷらをモグモグしながらそばをながめていると、確かに1本1本の麺が三層になっているのが見える。
へー、これはおもしろい。
そば湯用だけど、すりごまを加えてすすってみる。
これはたしかに、そば湯用だ。
入れなくてよかった。そばの風味とごまの風味がごっつんこ。
そして完食後はそば湯。
あれだけ冷たいおそばをいただくとあたたかいそば湯がしみる。
三層究極のそば。うまい。
ちょっとわかりにくい場所にありますが、オススメです。