温泉宿の女将の教える源泉のちがいで楽しむ温泉

箱根 温泉マップ

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温泉地のお風呂といえば、天然の恵みとして湧き出る温泉が醍醐味ですよね。

私の運営する箱根町強羅の金時荘でも、大涌谷から湧き出る白い濁り湯をご提供しています。

湯上がりは比較的さっぱりとした心地になる温泉のため、夏の暑い時期でもとても気持ちのいい時間を過ごしていただけます。

ただ、箱根全体の温泉がこの白い濁り湯ではありません。

箱根では、白濁した温泉のほかに無色透明の温泉も多くあります。

白濁した温泉に無色透明の温泉、このちがいはなんでしょうか。

お湯を足して薄めているから? 循環型でフィルターを通すと透明となる? いいえ、ちがいます。

実は、一口に温泉地の温泉と言っても沸く泉質には種類があるのです。

箱根には現在17湯の泉質があると言われています。

17湯の一覧は以下の通り。

湯本温泉【無色透明】

塔ノ沢温泉 【無色透明】

宮の下温泉 【無色透明】

底倉温泉 【無色透明】

堂ヶ島温泉 【入れる施設がリニューアル中のため不明】

木賀温泉 【まだ木賀源泉のみのお風呂に入っていないので不明】

芦ノ湯温泉 【微弱白濁】

小涌谷温泉 【無色透明】

強羅温泉 【白濁】

仙石原温泉 【白濁】

姥子温泉 【無色透明】

宮城野温泉【無色透明】

湯の花沢温泉【微弱白濁】

蛸川温泉【無色透明】

大平台温泉【無色透明】

芦ノ湖温泉【無色透明】

二ノ平温泉【無色透明】

以上です。私自身が実際に入り比べて調べた情報なので施設によってはいくつかの泉質を混ぜていたりして微妙な違いもあります。

もともと箱根の温泉の歴史は西暦700年頃にあると言われています。最初に温泉として親しまれたのは湯本温泉で、奈良時代に人が入るようになったとか。

その後源泉は7湯(湯本温泉、芦之湯温泉、底倉温泉、堂ヶ島温泉、宮ノ下温泉、塔ノ沢温泉、木賀温泉)となり温泉地として人気を博していきます。

私の運営する金時荘は上記にはない強羅温泉ですから、17湯の中では新参者と呼べるかもしれませんね(といっても大正時代のことですが)。

金時荘のHPではそれぞれの入り比べ記事などを掲載しているので気になる温泉があればこちらから調べてみてください。

源泉が複数に分かれているのは箱根に限ったことではなくどこの温泉地でも同じようにたくさんの温泉が湧いています。

そのため「以前宿泊した温泉がよかったから、近くのほかの温泉に宿泊しよう」となると、泉質が違う場合には評価が変わる、ということもあります。

またたとえば一口に強羅温泉と言っても大涌谷系は白濁温泉ですが早雲山系は無色透明など、場所によっての違いもあるので「どうしても白濁系に入りたい」などの希望がある人はお宿や温泉場に問い合わせてくださいね。

気に入った温泉があればどの源泉系なのかを覚えておき、同じ泉質の温泉を探すというのがいいでしょうが、すべての泉質を一度で試すと湯あたりしてしまうかもしれません。

泉質については現地の観光協会さんが情報をまとめていたりしますが、入り比べるならば宿泊する施設の人にどの温泉がオススメか尋ねてみるのがいいですよ。

生の声や感想を聞くのは、ネットなどで集める情報とはまったく違いますからね。

まして毎日のように温泉に入っていなければ、そもそも温泉を評価する基準が育ちません。

箱根 温泉マップ

金時荘では、実際に温泉に入ってみて作成した泉質ちがいで入れる温泉についてのマップを作成しています。当館にご宿泊の際はぜひオススメの泉質と温浴施設をおたずねください。

 

一度の訪問では難しいかもしれませんが、ぜひ気に入った泉質を探してみてくださいね。

それが強羅温泉だととてもうれしいですが…。