そば好きなもので、月に10回はそばを食べます。
そんな中、地元である小田原市で一番よく行くおそば屋さんが東喜庵です。
小田原城から徒歩5分くらいかな。
駅と小田原城の間ではなく、一度通り過ぎなければいけないので観光客たんまり、という訳ではないんですが、お昼時だと少し待つこともあります。
北海道のそば粉を石臼で挽く、と聞いただけでおいしそうですが、ほんとにおいしいんです。
なにがおいしいかってそばがおいしんです。
と、当たり前のことのようなのですが、最近はつけ汁はうまいけれどそばがおいしくない、もしくはほとんど、うどんじゃん!
と、言いたくなるようなおそばを出すお店が多く。
石臼挽きだからなのか、そば粉が上質だからなのか、はたまたその両方か、東喜庵さんのおそばは風味がよくてうまい。
ディスイズそば、って感じながらすすれます。
天ざる。
ゆかり塩が付いてきます。
天ぷら、塩派なんですよね−。あと、小田原は梅の産地として有名なので、梅の風味がついたゆかり塩。
こういうワンポイントがうれしいんですよ。観光地では。
天ぷらもディスイズ天ぷら。
最近、天ぷらが妙に油っぽかったり、衣が厚すぎてお腹にたまるおそば屋さん、ほんとに…(以下、略)。
おそば屋さんの運営者の人、一回、東喜庵さんのおそば食べにきたほうがいいって!
ひとすすりすると、そば独特の香りとツルツルとしていながらどこかモチッとした歯触り。
噛むほどにそばの旨みが口に広がります。
舌触りも、適度につけ汁が絡む断面を感じるもので。
うまい。
天ぷらは、これまた小田原名物のアジ。
サクサクですが、衣は軽すぎず、油もののパンチ力を残しながらアジはふんわり。
うめえ!
つけ汁に浸しても、うまい!
鰹のちょうどいい旨みとクセが、思い出してもよだれが…。
ふきのとうもいました。春がくるね。
ふ〜。大満足です。
最後にそば湯を注ぎ、
大根おろしを入れたものでお腹をあっためて退店。
小田原城があるために、観光に来たら和のものを、と考える方も多いようです。
お城の周辺にはいくつかおそば屋さんがあり、全店制覇しましたが、オススメできるのは東喜庵さんだけです。
よかったら、一度行ってみてくださいね。