状態のよくないハギレ生地も、上手に着物リメイクTシャツへ

こんにちは、着物リメイクの安藤貴美子です。
分量はあるけれど、あまり状態がよくない…ハギレ生地を手に入れました。
やはり地色が薄いせいかシミのある部分もあり、洗っても消えなかったので状態のよい部分だけを活用します。
着物リメイク
どんなデザインにしましょうか。
着物リメイク
いろいろ考えて、地色の生成りに合うベージュのジャージ生地を用意しました。
着物リメイク
黒と合わせてもイイけれど⋯キツくなりそうなので春らしく生成りを活かしたTシャツにしたいと思います。
わりと派手な朱色の柄なので、どうしたらよいか迷った末に絵のように使うようにしました。
着物リメイク
額に入れられた絵のように、バランスを考えて四角くカット。色の合うリボンを購入、額縁のように囲みます。
こんな感じでいかがでしょうか? 袖にもリボンを伸ばすことにします。
作りながら⋯合わせながら⋯アレコレと決めていきます。行き当たりばったり! って感じですが、そんな感覚を大事にしています。
⋯っていうか⋯そんな感じがとても楽しいんです! 物を創るってホントに楽しいですね。想いはどんどん広がります!
着物リメイク
出来上がりは、こんな感じに!
袖に伸びたリボンのラインは、着るとこんな柄になります。チョット、ゴージャスな個性派Tシャツになりました。
着物リメイク
アップで見ると、こんなラフなタッチの柄です!
更紗みたいな⋯唐草みたいな⋯雲みたいな花柄。着物で着ていたのでしょうか。
あまり着物の時のイメージが浮かびませんが、なんとなく不思議な柄です。一見、合わせる物が難しそうなのに、実はパンツでもスカートでも、色も何色でも合ってしまう不思議な一品です。
さあ、少しずつ7月の着物リメイクTシャツ販売会に向けた商品づくりが進んでいきます。
販売箇所もゆっくりではありますが決まってきました。
正式な日程などが決定しましたら、またこの「人と文字」上でお知らせしていきますので、もうしばらくお待ち下さい。
それでは!



ABOUTこの記事をかいた人

安藤 貴美子

多摩美術大学染織科を卒業後、1970年代後半から日本のテキスタイルデザイナーとしてパリのオートクチュールにも採用された松井忠郎の四季ファブリックハウス、刺青プリントTシャツで話題になった坂井直樹が帰国後に設立したウォータースタジオなどで腕をみがく。その後、仲間と共にデザイン事務所 スタジオ'K3を立ち上げファッションからインテリア、日常のファブリックにいたるまで幅広くデザインにたずさわる。出産を機にフリーに。以降しばらくの間デザインの世界を離れ、フルオーダーの洋服制作を行うかたわら、母の死をきっかけに着物の価値を再認識。着物リメイク作家としての活動を始める。