着物リメイク用に肌襦袢をほどいたら、さまざまな色の糸を使用していました

いよいよ、2枚目の肌襦袢もほどいてみました。

やっぱり冬物で厚めって思っていた通り。中に防寒用と思われる厚手のベージュの布が入っていました。

着物リメイク
水色の無地の木綿生地は何の役割りをしていたのでしょう? わりとザックリと仕立てられていましたが、いったい何年くらい前の物なのでしょうね?

着物リメイク
袖の裏地に使われていたのは、こんなに洒落たシルクの白い花柄の織りの生地でした。

さすがに、これは活用しないかな?

着物リメイク
襟部分の柄生地はこれだけです。2つに折られているので幅は倍あります。

着物リメイク

全部ほどいてみたら、こんなにさまざまな色の糸が使われていました。

よく見ていただくとピンク色の糸クズもあります。

柄にはピンク色なんて使われていないけれど、こんな色の糸も利用するくらい物のない時代で余ってる糸を活用していたのでしょうか?

私も、ときどき生地に合う色の糸がなくて近い色で代用することはありますが、この生地にピンクの糸はないですよね。

洋裁が趣味でお洒落だった母は、仕立てる前にはその生地に合った糸を必ずなぜか二巻き買っていました。

足りなくなったときに同じ色ですぐに縫い続けられるようにだったのでしょうか?

二巻き使わない場合も多いと思いますが…、さすがに私には生地ごとにピッタリの糸を合わせたり、使うかどうか分からないストックを買い揃えたりそんな真似はできません。

黒、白、ベージュ、グレー、紺、茶、カーキなどを使い回し、赤とかピンクとか持っていない色が必要な時は買い足すけれど…。

次に同じ色系の時には再利用してしまう感じです。色だけではなく生地の種類によって絹糸や木綿糸やニット用のナイロン糸とかも必要だし。

特にロックミシンなんて同じ色の糸が4巻いるし、巻きロックを利用する時は、別にウーリーロック糸というのも1巻き揃えなければいけないし…。

洋服本体の生地だけではなく、接着芯やゴム紐とかホックとか…結構見えない部分の出費も多くあるのです。

なんだかグチのようになってしまいましたが、さあ、何から仕立てましょうか?

 

ABOUTこの記事をかいた人

安藤 貴美子

多摩美術大学染織科を卒業後、1970年代後半から日本のテキスタイルデザイナーとしてパリのオートクチュールにも採用された松井忠郎の四季ファブリックハウス、刺青プリントTシャツで話題になった坂井直樹が帰国後に設立したウォータースタジオなどで腕をみがく。その後、仲間と共にデザイン事務所 スタジオ'K3を立ち上げファッションからインテリア、日常のファブリックにいたるまで幅広くデザインにたずさわる。出産を機にフリーに。以降しばらくの間デザインの世界を離れ、フルオーダーの洋服制作を行うかたわら、母の死をきっかけに着物の価値を再認識。着物リメイク作家としての活動を始める。