熊本到着の翌日、やっぱりローカルフード、つまりB級グルメも抑えておきたい。
なんて考えながら、くまもと田崎市場へ。
熊本交通センターからバスで20分ほどだったか。
なんとなく築地を思い起こさせる。やっぱり卸し売り市場は似たレイアウトになるんですね。
ゴールデンウィークながら、今日は空いている、と聞いていたんですが、卸しはやっていても各商店の一般向けの開放はそんなにやっていなかったみたい。
開いてねえ…。
さまようこと10分。
開いてた!
いい感じのお店構え。ここはちょぼ焼きのお店らしい。
店内に書いてある案内によれば、ちょぼ焼きとはお好み焼きとかもんじゃ焼きのようなものらしい。
初めてなので、とりあえずスタンダードな素焼きと、人気の高い肉玉めんやさいというのを注文。
あと、
もちろんこいつも。朝からのいっぱいは効くぜーーー。
カウンター奥でご主人が焼いてくれます。
待っている間、ちょぼペディアを見る。
関西の方言で「ちょぼ」という言葉がもとになっているらしい。
熊本のと関西のでは別物だとか。
意外と説明がむずかしい。期待感高まる。
待つこと数分。きました。こちらがちょぼ焼き。
すべっとしてやわらかな生地に包まれている。関西版包みクレープ的な?
食べてみると、薄焼きながらもちっとした生地に、お肉とたくあんが入っていてしっかりとした味わい。
お酒のツマミにちょうどいい感じに味が濃い。
あまりお腹にたまる感じではないところが、いい意味で駄菓子感ある。
そしてビールによく合う。
この卓上調味料。自分好みにアレンジするのもいい食べ方らしい。
にんにくパウダーや青のりなんかをかけると実に合うとのことで、かけてみた。
いやー、さらにB級グルメ感が増していく。
しかし、お好み焼きなんかとは似て非なるものだ。これはおもしろい。
麺入りの方も到着。
こちらはキャベツなんかも入っていて、よりボリューミー。
小麦粉を溶いた生地に麺を包むといっても、広島焼きとは全然ちがいますね。
この生地の舌触りクセになるな。
モチモチスベスベ。
青のりとニンニクパウダーもまた合うなー。
というところで完食して退店。
うん、やっぱり九州まで来ると食文化は違う。
こういった地元の味は旅行の醍醐味ですね。関東にはあまりない軽めの生地が実においしいです。
お好み焼きとは全くことなる食感。熊本にきたときは是非お試しを。