反対色の幾何学柄で着物リメイクTシャツを製作

こんにちは、着物リメイクの安藤です。

引き続き、7月の着物リメイクTシャツ販売会に向けての製作作品紹介です。

気小物リメイク
今回のお題は、アズキ色みたい紅茶色の地色にターコイズブルー、反対色の幾何学柄です。

あまり見かけない組み合わせの色合いで、柄もモダンなシルクの着物生地です。

生地の分量もあったのでケチらず前後身頃に付けることにしました。

サラッとした上品な光沢のある濃紺の無地のジャージ生地と組み合わせて作ることにします。

着物リメイク
袖丈を今までの物より長めに⋯、七分袖にし長いシーズン着れるようにしました。

袖を長くしただけなのに、落ち着いた感じの大人っぽい仕上がりになりますね。

着物リメイク
前身頃です! 衿ぐりの始末した裏側は見えませんが、ターコイズブルーのバイヤステープでシャレてみました。

ハンガーにかけたときはお洒落に見えますよね!
着物リメイク
後ろ身頃も前と同じ幅でプリント生地を挟みました。

冬にはタートルのインナーなどに重ねて着てもいいように首周りの開き具合を意識しました。

タートルのインナーと重ね着すると首の老化を隠せて私は好きですが⋯、もうこれからのシーズン、タートルは使えませんね〜。

一枚で着ても開き過ぎず上品に着られると思います。

あまり着物リメイクを感じさせない素敵な一品になったと思います。いかがでしょうか⋯?



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多摩美術大学染織科を卒業後、1970年代後半から日本のテキスタイルデザイナーとしてパリのオートクチュールにも採用された松井忠郎の四季ファブリックハウス、刺青プリントTシャツで話題になった坂井直樹が帰国後に設立したウォータースタジオなどで腕をみがく。その後、仲間と共にデザイン事務所 スタジオ'K3を立ち上げファッションからインテリア、日常のファブリックにいたるまで幅広くデザインにたずさわる。出産を機にフリーに。以降しばらくの間デザインの世界を離れ、フルオーダーの洋服制作を行うかたわら、母の死をきっかけに着物の価値を再認識。着物リメイク作家としての活動を始める。