ジャズ初心者にオススメのスポット10選をジャズミュージシャンに聞いてみた

今回はシンプルにジャズスポットのご紹介です。

よくあるジャズスポットの紹介記事だと一般の方向けのものが多いので、ここではジャムセッションに参加でき、なおかつ初心者の方にもオススメできるジャズスポットをご紹介したいと思います。

へんぴな所にあるけれど、実は凄い人がホストミュージシャンだったり、歴史が浅いだけで実は面白いジャムセッションをやっているお店など、列挙してみたら思いのほか面白いラインナップとなりました。

わりと本音で書いたのでもしかしたら後日怒られるかもしれませんが…(怒らないで…)、そこはなにとぞ寛大なお心でご容赦ください。
※掲載情報は全て2019年10月時点。店名の後のカッコ内は最寄り駅、もしくは地域名。

Nica’s (町田)

http://nicas.html.xdomain.jp

町田駅徒歩数分のところに立地する老舗店です。

ジャムセッションは月1回、特に変更がなければ最終木曜日に行われます。

ホストミュージシャンである小池純子さん(p)のお人柄か、こじんまりしたお店が毎回ほぼ満員になりますので早めの来店をおすすめします。

ジャムセッションのレベルは日によってまちまちですが、あまり自信のない方は純子さんに相談してみるとうまく対応してくれることでしょう。

ジャムセッション以外の日も一流ミュージシャンによるライブが行われています。

小さなお店なので、席によっては非常に近い距離で演奏を楽しむことができ、特に初めてジャズのライブに訪れる方にとっては圧巻かと思います。

学生時代に向井滋春さんのライブを観たときはトロンボーンのスライドが当たるんじゃないかというくらい近くで観ることができ、ひやひやしたくらいです(笑)。

Into The Blue(町田)

http://intotheblue.info

こちらも町田駅から徒歩圏内にあるお店ですが、Nica’sとは異なり比較的新しいお店です。

ジャムセッションの頻度は週に2,3回と多めで、しかも初心者向けのセッションもよく開催されています。

新しいお店だけあって店内は大きめで非常に綺麗。中に入ればInto The Blueという店名にもうなずくことができるでしょう。

明るい雰囲気なので初めてのジャズバーという方にも間違いなくおすすめできます。

ライブもNica’sに負けないくらいの豪華メンバーが出演することがあり、特に海外の若手アーティストのブッキングも少なくありません。

Take 5 (小田急相模原)

https://odasagat5.exblog.jp

このお店をご存知の方は「えっ? なんでこの店が?」と思われたかもしれません。

夜な夜なおじさんたちが集まってお気楽に演奏を繰り広げるオダサガのディープワールド。

それがTake 5です。

僕は個人的にこのお店はジャズバーというより部室と呼ぶべきだと思っています(笑)。

ジャムセッション開催日はほぼ毎日。というか通常のライブは基本的にやっていません。

初心者アフターヌーンセッションなんてのもやってますが、実際は初心者がどの日に行っても全く問題ないでしょう。

確か食べ物は持ち込み可だったかと思いますが、僕はそんなこのお店のグダグダヨレヨレの雰囲気が好きで、今でもたまーに行ってしまいます。

近隣のレストランTake Fiveと間違えてそっちへ行ってしまう方が多発しているようですので、ご注意ください。

Indigo(宮前平)

https://indigos.jimdo.com

ウェブサイトをご覧頂いて分かるとおり、めっちゃ作りかけ感バリバリ&お店とは一見関係のなさそうなアフリカの画像。

実際のお店も手作り感満載でボr…いやなんでもないです…。そのうえ宮前平駅から徒歩20分近くかかるという立地にも関わらず、根強いファンの多いお店です。

それもそのはず、毎週日曜日14~18時のジャムセッションはベーシストであるマスターと豪華なホストミュージシャンで行われ、ジャムセッションのレベルは川崎随一と言っても良いと思います。

決して取っ付きやすいお店ではありませんが、腕に覚えのある方はぜひ飛び込んでみてはいかがでしょうか。

DOLPHY(桜木町)

https://dolphy-jazzspot.com

ジャズスポットが数多く存在する横浜エリアですが、その中でも僕のおすすめはこのお店です。

ジャムセッションは毎月第四月曜日。

ホストミュージシャンは加藤英介さん(p)を軸に毎回実力派メンバー揃いです。

歴史あるお店だけあって年季の入ったバーカウンターやインテリアが特徴的で、横浜のジャズの歴史の深さを表しているようです。

通常ライブでも一流アーティストがよく出演するお店です。

横浜のジャズスポットへ足を運んでみたいが数が多くてどこへ行けばいいのかよく分からないという方はとりあえずDOLPHYへ行ってみてはいかがでしょうか。

APOLLO (下北沢)

https://ameblo.jp/430416apollo/

ジャムセッションは土日の14時から行われており、比較的初心者の方でも参加しやすい雰囲気です。

通常ライブはインプロ系のものも多く、たまに海外から凄いアーティストを呼んでいたりします。

お店は決して広くはなく、いかにも下北沢って感じのする店内で、押すのか引くのかよく分からない小さな木製の扉を開けるとマスターであるコウタローさんが笑顔で出迎えてくれます。

ジャムセッションが終わるのは大体17時半ですから、その後下北沢駅周辺で一杯やるのがもう最高です(笑)。

Art×Jazz M’s (国分寺)

https://www.ms-artjazz.com

ジャムセッションは毎週日曜と月曜に行われており、特に日曜日のジャムセッション”Sunday Jazz Happening!!”ではハイレベルなジャムセッションが行われています。

日曜日のジャムセッションは15時から21時までと長時間やっているので、例えばアポロのジャムセッションに参加してから国分寺へ移動し、このお店のジャムセッションに参加ということも余裕でできてしまいます。

通常ライブももちろん行っていますが、そのほかに変わった催しも開催されているようです。

個人的にはここの手料理が非常におすすめです。

僕はトランペットを吹くのであんまり食べられませんが、その日のおすすめメニューはぜひ注文してみてください。

BAR ​ROCK INDIA (阿佐ヶ谷)

https://rockclock4649.wixsite.com/mysite

知る人ぞ知る……っていうか始めて行く人にとってはお店の入り口がよく分からないかもしれません(笑)。

比較的新しいお店のはずなのですが、店内に入ると壁に所狭しと飾られたレコードなどのインテリアなど…、なかなかそうは思えない年季の入り方です。

ジャムセッションは日曜日の午後が多いようですが、不定期なこともあるので要確認です。

また今のところはピアノは電子ピアノしかないようなので、そこも気に留めておくといいでしょう。

他のお店にはない、自家製コーラや自家製ジンジャーエール、そしてそれらを使ったカクテルなどが非常におすすめです。

暗めのゴチャゴチャした店内とアットホームで気さくなマスターという、阿佐ヶ谷らしさ全開のお店です。

dot & blue (赤坂)

https://www.dot-blue.net

赤坂駅、もしくは乃木坂駅から徒歩数分。お洒落なお店の外観とは裏腹に実はハイレベルなジャムセッションが繰り広げられるお店です。

オーナーの春名さん自身も素晴らしいピアノプレイヤーで、日によってはホストをされたり飛び入り参加されることもあります。

最近はドラマのロケに使われたりロンカーターのライブを行っただけでなく、月に1,2回程度何らかのイベントを催しているようです。

ジャムセッションは土日を中心に開催されており、それ以外の日はチップ制のライブかバー営業となっています。

赤坂だけあってお店の方もとてもきちんとした気持ちの良いお店です。

Live Unten45 (四谷三丁目)

https://www.liveunten.com

僕が毎月第三水曜日にジャムセッションをやらせていただいているジャズバーです。

マスターの運天さんは沖縄出身の方で、数多くの泡盛を取り揃えているお店です。

個人的にはここのブルーシールアイスクリームが非常にお気に入りで、セッションの日はほぼ毎回注文しています。

ジャムセッションとライブが半々くらいの頻度で開催されており、比較的初心者でも参加しやすいかと思います。たまーにやたらとハイレベルになっちゃいますが(笑)。

第三水曜日に来た僕の生徒さんには鉄拳…じゃなくて熱血指導が入りますので覚悟してお越しください。



ABOUTこの記事をかいた人

金村 盡志(かねむら つくし)

1986年生まれ。中学生から吹奏楽を通してトランペットの演奏を始め、高校生からジャズに目覚める。その後、原朋直氏(tp)に約4年間師事し、2010年からニューヨークのThe New Schoolに設立されたThe New School for Jazz and Contemporary Music部門に留学。Jimmy Owens(tp)氏などの指導を受け帰国し、関東近郊を中心に音楽活動を開始。金村盡志トランペット教室でのレッスンを行いながら、精力的に活動を続けている。