東京都内に住んでいるときは本当によく見かけた中華料理屋さん。路地を曲がれば、あれ、こんなところに。なんて経験も多かった。
一方、神奈川西部に引っ越してみれば、なかなかに見かけなくなった。
さて先述の通り、お店がたくさんあれば、自然足を運ぶ機会も多くなる。月に3〜4軒の中華料理屋さんを開拓していたように思う。
しかし、実はしっくりとくるお店がなく、いわゆる町中華から高級中華店まで、なかなかお気に入りのお店が出てこない。
なぜかというと…
通い始めて15年は経っているのではないだろうか。
別に地元だからとかではなく、ここよりおいしい中華屋さんに行ったことがない。
コースうん万円の高級中華も、40分も並んで食べた中華も、ここよりおいしいと感じたことはなかった。
まあ、お店の雰囲気とか、個室だったりとか、そういうところではいいお店があった。ただ、味は7:3で新羅のがおいしい。
奇をてらったメニューが少ないということもあるけど…。
ランチを注文
普段は夜に伺うことが多いが、今日はランチ。時刻は13:30ほど。
朝から忙しくて何も食べていなかった。ピーナッツオイルなのか、炒め油に熱の通る音と香りによだれが止まらん。
話と女性のスカートは短い方がいいと言ったのはトランプ大統領だったか。さっそく注文。
きた! これが一番好きなメニュー。ザーサイと豚肉炒め醤油麺。
熱々のうまい油にくるまれた食感のいいもやし、油通しによって旨味を閉じ込められた細切りの豚肉、そして適度な塩気と独特の歯触りを残したザーサイ、それらを炒めた一品が、見た目以上のコクがあるさっぱりスープにのせられている。
この上の具材,
頼めばランチでも注文できるが、夜はオン・ザ・ライスでも注文可能だ。
よくあるカンスイのような感じはほとんどしない。そして歯でブツっと切れるゆで加減。スープの絡み具合。うめえ…。
ちなみに、+200円で餃子セットがつく。ザーサイと豚肉炒め醤油麺が800円だから合わせて1,000円。
満足感てきには1,800円くらい。
小鉢として添えられているザーサイの左側に盛りつけられた肉味噌。これが実にいい。乳化してんじゃねえかというくらいねっとりとしており、見た目ほど辛くない。
他のランチメニュー
じつはこの日は3人で伺っていた。
残りの2人は…
そして注目は五目そばの麺。
さきほどの麺とはまた違う、少し透明度の高い、平たいちぢれ麺。
実は森羅さんは…
お隣にある製麺所さんが経営している。そのためお料理ごとに違う麺が楽しめる。
今回紹介した以外にも数種類の麺が使用される。これも気に入っているところだ。
食後にはコーヒーも出る。喫茶店のコーヒーのようにうまい! という訳ではないけど、なんとなく食後にホッとする。
ここは本当にオススメ。小田原の中華なら、森羅だろ!
小田原まで来てくれれば、連れてくぜ!