Roy Ayers Ubiquity のライブ行ってきたんだけどMark Adamsがすごすぎた

編集部の マイク松田です。

ブルーノート東京で行われたロイ・エアーズのセカンドセットのライブに行ってきました。

ロイ・エアーズと言えば、1960〜80年代にかけて絶大な人気をほこったヴィブラフォン奏者です。

これは楽しみ!

ライブ前

演奏中なんかは写真に撮れないのでテキスト感想です。

ロイ・エアーズ ユビキティの前座というか、開場から演奏までの間にDJの人がいて、ものすごくノリノリで曲を流していました。

多分、ロイ・エアーズの楽曲はヒップホップミュージックによく使われるからだと思います。

なんかそれっぽい人たちもお客さんに。知り合いの人とのあいさつの仕方が独特だった。

今度、僕もやってみよう。

手をがっちり握り合って肩をぶつけながら「うぇい〜〜!」。

演奏開始!

最初はリズム隊のみでの演奏で場を盛り上げる。

この辺から会場全体で気づくんですが、「あれ、keyのマーク・アダムス、すごくね!?」。

どうなってんの、この人。めちゃくちゃかっこいいんだけど。

フェンダーローズピアノと肩からかけたショルダーキーボード、フェンダーローズの上にのせたシンセサイザーをそれぞれ同時に扱っていく。

ソロ用のショルダーキーボードでのソロとかめちゃくちゃ早いフレーズを連発していくんですが、フェンダーローズではゆったりとしたコードで、なんか2人いるみたい。

そしてロイ・エアーズ大先生の登場。

さすがに声量や演奏は80歳近いこともあって全盛期のライブ盤なんかにくらべれば衰えを感じるんですが、とにかく曲が変わるたびに大歓声。

もちろん、Everybody Loves The SunshineやSearchin`なんかの人気曲だってのもあるんですが、Roy Ayersの大ファンが集まってたんだろうなー、という盛り上がり方。

ちなみに、大ファンのうちの1人は僕です。

そして、さらに盛り上がるのが、マーク・アダムスのソロ。ロイ・エアーズはファーストセットでの疲れもあるのか、あまりソロをとりませんでした。

舞台監督ロイ・エアーズ、みたいな感じでステージ上で他のミュージシャンに話しかけたり茶々を入れたり。

そして一番ソロをとったのがマーク・アダムズ。正直ノーマークだったんですが、いや、これはすごい。

音源、なんかで演奏しているよりも断然かっこよくて手数もいっぱい。

現代的な演奏もあれば、バップっぽいフレーズが多発することもあってかなり楽しめた。

次、マーク・アダムスが自分のバンドで来たら絶対行く。

と決めたところで演奏終了。

アンコールはなしでしたが、大満足。

濃い演奏でした。

と、いうことでAOI JAZZ、3月の店頭特集はロイ・エアーズです。ロイ・エアーズのCDをそろえておくのでお楽しみに。

マーク・アダムスの演奏

正直、ここにアップしたものの数倍よかったです。が、参考までに。

いや、正直ロイ・エアーズくってた。

 



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FM小田原にて毎週火曜 夜7時から1時間のJAZZ専門ラジオ番組「JAZZ ROOM」のラジオパーソナリティを担当。モジカル前身のジャズ専門サイト・CDショップ「AOI JAZZ」の企画をしました。