“モジカル”所属のライター陣は意外と出不精な者が多く、観光系のローカル記事ネタが不足している。
が、そんな我々の中にアクティブな人がいる。
Mr.Iだ。
彼は車の運転がうまい上に好きで、よくお出かけする。
それについていくのはなかなかに楽しく、普段行かないようなところに連れていってくれるのだが、今回は前情報をしっかり調べなかったこともありちょっとした恐怖を体験した。
それではご覧ください。
三島スカイウォークに出発
先だってMr.Iから、三島スカイウォークに行こうと誘いを受けた。
三島といえば広大な静岡県の中でも、比較的神奈川寄りの地。
ウナギの名店も多いことで有名だ。
じゃあ、ちょっくら桜屋の鰻重でも食べながらスカイウォークなるものに行ってみるかと、意気揚々と出発。
時刻は14時過ぎ。
ちなみにこの時点ではスカイウォークがなんなのかよく分かっていない。
小田原を出発し箱根町まで到着。いい天気で気持ちがいいね。
そこから車で1時間ほど。三島スカイウォークに到着。
駐車場広め。最近取り上げられることが多いためか大分混雑していた。
駐車場からエントランスまで歩く。家族連れやカップルなんかで賑わっている。
このあたりでスカイウォークがその名の通り空を歩く吊り橋のことであると判明。
正式名称は、箱根西麓・三島大吊橋というらしい。
僕はビルの高層階の窓に近づくのも躊躇するほどの高所恐怖症。日和る。
エントランス近辺に展示されている吊り橋のモデル。細くない!? 大丈夫!?
詳しい説明があったが、もはや目に入らない。
唯一読み取れた情報は大人が2,100人乗っても大丈夫ということだけ。
急いで周囲にいる人の数を把握する。
2,100人いないと思うが、僕の目には3,000人くらいいるように見える。パニックだ。
オブジェは、夜には光るんだろう。かわいいフォント。
スカイウォークは静岡県内の山間に位置する。見晴らしがいい。
スカイウォークを渡る
そしてこれがスカイウォーク。全長けっこうあるね…。
もう一度山を見て心を静める。あー、ここからの景色だけで十分かも。
余裕の表情でずんずん進むMr.I。頼もしいが、僕は足が重い。ちょっと待ってよ!
歩き始めてすぐは悲鳴を上げるほどの高さはない。
少し失禁する程度なので大丈夫だ。
恐怖感をあおるのはスカイウォーク中央部に設置されたこの部分。
山肌が見える。こえーーーーーーーーーー!!!!
そしてまた吊り橋が揺れること揺れること。
免震構造のようなものなんだろうけど、これまたこえーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!
が、景観はいい。写真だと分かりにくいかもしれないけれど、海まで見渡せる。
いや、しかし下を見ると怖い。
ようやく渡りきる。本当はもう少し撮影していたけど、手が震えすぎて手ブレが。
ほぼボツ。だって! 写真確認しているヒマなんてなかったんだもの! こえーーーーんだよ!!
スカイウォークのワイヤーを支える支柱。
大きいけど、もはやこれ見るだけでも怖い。
休憩スポットを巡る
スカイウォークを渡りきると広場がある。
屋台の出店や休憩所があって、結構過ごしやすい。
訪問時は11月。すでに結構寒い。
標高も高いので風を遮れる休憩所はありがたいね。1月、2月くらいは雪もふるのではないだろうか。
休憩所を奧へ進むと散策路がある。
Kicoroの森というらしい。
間伐材のチップだとおもわれるものがまかれていて歩きやすい。
スカイウォーク近辺は山間ということもあり自然たっぷり。心なし空気をきれいに感じる。
散策路を歩いていると見かける。Kicoroとはこの子のことらしい。
こちらも間伐材を使用したキャラクター。散策路の随所に置いてあり、隠れるように設置されているものもある。
なんだか妖精にかこまれているようでかわいらしい。
でも、連れて帰らないで、って書いてあった。はーーい。
小さな扉などもあり…
開けるとメッセージが。手書き感がこれまたかわいいね。
なんだかゆったりした気持ちになるなー。
思わぬ自然との触れあいにちょっとリフレッシュ。
ここで気づく。帰りもスカイウォーク渡らなきゃ!!
一端忘れて屋台へ。富士山の氷を使用したかき氷を食べよう。
想像以上の大盛りだ。季節柄ちょいと寒いが、おいしい!
現実逃避終了。
迂回路もあるそうだが、ここまで来て他の道は選べない。行くか…。
素晴らしい夕焼けだ。この時間しか楽しめない光景にうっとり…
もしていられない。やはりこえええーーーーーー!!
少し慣れてきたのでゆっくり撮影。高いところが苦手でなければオススメだ。
普段見られない光景や自然との触れあい。いい感じの休みになる。リフレッシュ!
Yの部分に立つMr.Iと記念撮影をし…
スタンプがあったので、裏面を見て終了(スタンプラリーのものらしい)。
ゆったりご飯を食べたり、お土産を買う施設もある。画像はそのショップ天井。通りがかった際には是非訪問を。非日常感半端ない。
最後に怖がる僕。高所恐怖症の人は近づかないほうがいい。
マジこえええーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!