エリック・ミヤシロ KICK UPは実はファーストアルバムって知ってた?

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ラジオパーソナリティーのマイク松田です。

ありがたいことに忙しさがマックスで、ライブにもCD屋巡りもできません。

そんなとき、アマゾンの中古品ストアめっちゃ便利。というのに気づきました。

とんでもない値段で出ているときがあるので、気になる作品は一回確認したほうがいいっす。いや、マジで。

さて、FMおだわらで放送した、8月28日分のJAZZ ROOMバックナンバーです。

の日の放送では、エリック・ミヤシロのKick Upというアルバムをご紹介しました

エリック・ミヤシロといえば日本屈指のトランペッターですね。

ハイノートがあんなに長くキレイな人は、メイナード・ファーガソンか、エリックさんしかいないのでは。

ワタクシごとではありますが、最近は、とにかくハイノートヒッターの皆さんに究極の尊敬の念を抱いているんです。

なぜかというと、実は、1年ほど前にトランペットを購入しまして。

YAMAHAの安いトランペットですが、これが全然音が出なくて…

これまでピアノやギターしか使ったことがなかったので、音を出す、というのがこんなに大変だというのはかなり驚き。

正直、もう10年以上前、ジャズ研で演奏していたときは、コード弾けない楽器は耳コピ楽だよな、とか思っていた僕、バカ野郎!

そんな人間からすると、エリック氏のハイノートは、唇が振動ですっとんでいくんではないかと心配するほど。

どうやったら、あんなことできんの…。ほんと…。いまだに枯葉のテーマすらキレイに吹けないときもあんのに…。

さて、今回のKick Upというアルバムはエリック・ミヤシロの初めてのリーダーアルバムだそう。

このアルバムの発売は2000年。エリックさんはハワイ生まれで活動拠点を日本に移したのは1989年。

来日から10年ほどはスタジオミュージシャンとして活躍していたというのも有名な話。

Kick Upのライナーノーツにはエリックさん本人のコメントも記載されているんですが、ビックバンドの活動に慣れていたところ、日本で演歌やポップス、クラシックなど、さまざまなジャンルの演奏に参加するのが、大変勉強になったという記述も。

本当に、いろいろなジャンルに挑戦されてますよね。

スタジオミュージシャンとして活動したジャズミュージシャンといえば、バーニー・ケッセルなどもいましたが、意外と有名歌謡曲や映画、ドラマの音楽などをジャズミュージシャンが務めていることってあるんですよ。

近年は社会問題や歴史的な問題を主に取り上げるクリント・イーストウッド監督(おっさんの身の上には“監督”とつけるのに違和感が…。あんたの44マグナム、いつまでも好きだぜ、ハリー)の映画、作中の音楽はほとんどジャズミュージシャンが制作しています。

それが、息子のカイル・イーストウッドです。クリント・イーストウッド自体もジャズ好きとして有名で、息子も人気のベーシスト。

そして超がつくイケメンです。血を恨むよ、オレは…。

さて、エリック・ミヤシロに話を戻すと、意外な作品に参加されています。

それが、アニメです。

有名どころだと、コードギアス 反逆のルルーシュさよなら絶望先生エヴァンゲリオンマギ、など、コアなファンの多い作品のサントラにも参加されています。

Kick Up聞いた後にこのことを思い出すと、なんだか頭が混乱。でも、作品の臨場感や迫力というものに大きな影響を及ぼす音楽ですから、名作の裏には、名演があるんだなあ、なんて妙に納得することも。

よく役者でカメレオン俳優なんて呼ばれる人がいますが、エリック・ミヤシロはジャズ界のカメレオンミュージシャンと言えるかもしれませんね。

最期に、本当にどうでもいい話ですが、大柄なお体に独特のヘアカラーのエリック氏。

都内と横浜の方に似ている人が出没し、2回ほど全然違う人を氏と間違えて声をかけてしまいました。

いや、マジで似ている人いんの! すばらしい演奏にエリック氏のファンになった、という人、マジで気をつけて!

もしかして本人がサインとか面倒くさくて、僕に「違います」と言ったのでは、という疑いも持っていますが…。

さて、次の放送から9月。次回はエディ・ゴメスを。

ビル・エバンス版じゃないやつです。

放送は火曜19:00〜20:00まで。FMおだわらのサイト上からネットでも聞けますので、よかったら是非。

それではまた、次回!

※本記事の内容の放送は木曜23:00〜24:00の時間帯で再放送も行われます。



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FM小田原にて毎週火曜 夜7時から1時間のJAZZ専門ラジオ番組「JAZZ ROOM」のラジオパーソナリティを担当。モジカル前身のジャズ専門サイト・CDショップ「AOI JAZZ」の企画をしました。