ハギレ記事を着物リメイクTシャツに その1

こんにちは! 着物リメイクの安藤です!
さて、先日お知らせした7月の着物リメイクTシャツ販売会にむけて粛々と製作を進行しています。
着物リメイク Tシャツ
さて、今回製作のために購入したハギレ生地です!

生地はこれだけですが、最大限に活かしてどんなデザインにしましょうか?

よく見ると部分的に刺繍になっています。どう活用したらいいでしょう?

とりあえず、長さはカットせずに着丈は生地の長さいっぱいにしてみましょう。

そう考えると、やっぱり前中心に柄生地をラインで入れるのが一番いい感じになるでしょうね!

無難だけど、着やすく可愛いTシャツになるはずです。あえて個性的なデザインなどにはせず生地のイメージを素直に生かすことにしました。

けれど、後ろ身頃の着丈も前身頃に合わせてしまうと短くなりすぎでしょうか? 作りながら様子をみることにしたので、後ろ身頃の無地の生地は少し長めに裁断しました。

次にラインで入れる柄生地の幅、こちらは生地幅を最大限に活かすことよりバランスを考えて決めていきます。

柄の出方も考えながら丁度いい幅にすることが大切です。

同じ生地でも柄の出方と分量で全然違う物になります。よく黄金率って言うけれど⋯正しくそれですよね。

自分の感覚を信じて幅を決めて、生地をカット、二枚の生地に分かれました。中心のラインに入れるには、刺繍のない方の生地を活用していきます。

着物リメイク Tシャツ

どんなTシャツになるのか⋯、お楽しみに!

刺繍付きの残った方の生地、刺繍部分だけを見せるようにしたい! そう考えて「ポケット」にしてみましょう!

何色の生地を合わせましょうか?

1枚目を縫いながら、心は2枚目に移っていきます!

いつも⋯、こんな感じ⋯、色々作りたくって次のアイデアが溢れ出します!



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多摩美術大学染織科を卒業後、1970年代後半から日本のテキスタイルデザイナーとしてパリのオートクチュールにも採用された松井忠郎の四季ファブリックハウス、刺青プリントTシャツで話題になった坂井直樹が帰国後に設立したウォータースタジオなどで腕をみがく。その後、仲間と共にデザイン事務所 スタジオ'K3を立ち上げファッションからインテリア、日常のファブリックにいたるまで幅広くデザインにたずさわる。出産を機にフリーに。以降しばらくの間デザインの世界を離れ、フルオーダーの洋服制作を行うかたわら、母の死をきっかけに着物の価値を再認識。着物リメイク作家としての活動を始める。