巨星の影に隠れた名トランペッターブッカー・リトル
クリフォード・ブラウンやリー・モーガンなど、若くして亡くなるトランペッターは少なくありませんが、ブッカー・リトルもその1人として数えられるトランペッターです。 よくクリフォード・ブラウンと比較されることの多いトランペッタ…
クリフォード・ブラウンやリー・モーガンなど、若くして亡くなるトランペッターは少なくありませんが、ブッカー・リトルもその1人として数えられるトランペッターです。 よくクリフォード・ブラウンと比較されることの多いトランペッタ…
圧倒的なテクニックと派手さといえば真っ先にこのドラマーの名前が上がるかと思います。 そのドラマーの名は、トニー・ウイリアムス。 トニーの演奏を見れば誰しもがすごすぎるとつい言ってしまうでしょう。 今回はそんなトニーウイリ…
ハードバップを演奏するプレイヤーのことを、ハードバッパーなんて呼んだりもしますが、今回取り上げるブルー・ミッチェルはまさにハードバッパーと呼ぶにふさわしいトランペッターであると思います。 まずはブルー・ミッチェルといえば…
既にご存じの方も多いかとは思いますが、3月31日、新型コロナウイルスによる合併症により、ウォレス・ルーニーが亡くなりました。 享年59歳。まだまだ我々に新しい世界を見せて欲しかったのですが……。 ウォレス・ルーニーという…
僕が大学生の頃、ヤマハの音楽教室で習っていた原朋直先生に「金村君はチェット・ベイカーとかもよく聴いてみるといいよ」とアドバイスをいただいたことがあります。 確かに当時の僕はチェット・ベイカーというよりはクリフォード・ブラ…
まずはこちらの動画をご覧ください。 一見するとサムネイルにあるように逆さまのフリューゲルホルンに目を奪われがちですが、あまり気にしないようにしましょう(笑)。 よく「トランペットは歌えなくてはいけない」なんて言いますが、…
今回は言わずと知れた名ドラマーであるアート・ブレイキーのバンド、アートブレイキージャズメッセンジャーズの個人的名盤を紹介していきたいと思います。 ブレイキーは若い頃から自身のバンドを率いて演奏をしているイメージがあると思…
前回、フレディ・ハバードの記事でちらっと登場したトランペッター、ウディ・ショウ。 正直言ってプレイスタイルもまあ似ていなくもないですし、知名度の点でも何かとフレディ・ハバードの陰に隠れがちなトランペッターです。 しかし実…
ジャズドラマーの中で誰が一番好き? と聞かれて真先に答えるのがこの人、アート・テイラー。 アート・テイラーといえば、サイドマンでセロニアス・モンク、ジョン・コルトレーン、レッド・ガーランドやその他多くのミュージシャンと共…
ザ・男のトランペットという感じの圧倒的な音の太さ、美しい音色、輝かしいハイトーン。 彼の心に描いた「歌」を表現するために、ミスノートをも気にせず猪突猛進に突き進んでいく姿は、トランペッターはこうあるべきという理想像を体現…
編集長のじさとしは、比較的モノマネが得意。一方なかもらは、モノマネが苦手。 なかもらの唯一のレパートリーは北●たけし。 ずっと、バカヤロー、コノヤローと言っています。アウ●レイジかよ。 やってもらいます。モノマネ大会。 …
ジャズでテナーサックスの巨匠というと、多くの人が真っ先に思い浮かべるのはデクスター・ゴードンやソニー・ロリンズ、そしてジョン・コルトレーンでしょう。 今回ご紹介するのはそんな3人の間に埋もれがちなジャズジャイアンツの1人…
ケニー・ドーハムと言えば多くの人が思い浮かべるのがこの作品でしょう。 Quiet Kenny (邦題:静かなるケニー)です。 この作品によって一般的にはケニー・ドーハム=音数が少なく、シンプルな演奏スタイルだというイメー…
みなさんSF Jazz Collective(サンフランシスコジャズコレクティブ)というバンドをご存知ですか? 2004年から年に数回のペースで活動している8人編成のバンドですが、実は普通のバンドとは一味違います。 通常…
表題の通り。 ビルボードライブ東京でのクリス・デイブのライブに行ってきました。 【行く前】クリス・デイブ・アンド・ザ・ドラムヘッズか。すばらしいドラマーだし、最近流行のスタイルなのかな。とりあえず行ってみるか。 ↓ 【帰…
ジャズを聴く人で、ニコラス・ペイトンというトランペッターをご存じない方はおそらく少ないはず。 1973年ニューオーリンズ生まれで、現在も活躍中のトランペッターです。 初期からウィントン・マルサリスやエルヴィン・ジョーンズ…
皆さんはピアノトリオのジャズをよく聴きますか? 基本的にピアノトリオの演奏形態はピアノ、ベース、ドラムという3人で行われます(たまにピアノ、ベース、ギターという形態もありますね)。 ピアノトリオといえばこのピアニストでし…
年をまたいでAOI JAZZというサイトがMOJICULに統合され心機一転かと思いきや、なんとなくグダグダと一ヶ月以上お休みしてしまいました。 はあ…これからまた毎週締め切りに追われる日々が続くのか…。 さ…
Keyon Harrold(キーヨン・ハロルド)というミュージシャンはトランペッターであり、いわゆるモダンジャズの曲をあまり演奏しない印象です。 どちらかといえばコンテンポラリーな、ジャンルレスな演奏をするミュージシャン…
皆さんはお気に入りのアルバムやジャズプレイヤーはいますか? あまりジャズを聴いたことがない人やこれからジャズを聴き始める人にとっては、どのアルバム、どのプレイヤーを聴けばいいのかわからないというのはアルアルですよね。 さ…
前にポッドキャストにアップしようとして、なにかをミスってアップできなかったボツ回です。 ポッドキャストの初回放送気分でしゃべっているので、聞き返すと恥ずかしい。 のじさとし、あおり運転を受ける の回。 コーナーは世界でも…
いつもは楽器演奏を既に行っている人に向けて執筆していますが、今回はこれから楽器を始めたい方(特にジャズドラムの方)に向けてお話ししたいと思います。 そもそもどのジャンルにせよ楽器を始めるのにはきっかけがありますよね。 男…
なんだかアレな感じのタイトルになってしまいましたが、ある意味分かりやすくて良いでしょう。 今回はストレートに、ジャズやろうぜ! というダイレクトマーケティング記事です(笑)。 「なんとなく」憧れる人の多いジャズという音楽…
12月に入り、そろそろ年の瀬も近づいてきましたね。 そんな2019年、個人的によく聴いたアルバムを今回は紹介してみようと思います。 昔のものよりはトレンドものが多いですが、どれも良いアルバムだと思うので、もし聴いてないア…
2019年も終わりに近づいてきましたが、皆さんはどんな年だったでしょうか? 僕個人としてはトランペットの奏法や音楽に関して得られるものが多く、とても充実した年であったと思います。 トランペット教室の方も完全に軌道に乗った…
先週の記事ではコードチェンジのトランスクリプションについて書きましたが、今回は実際に曲を使って解説してみたいと思います。 ここでは1コーラスが32小節のとあるジャズスタンダード曲の前半(16小節)を実例として取り上げるこ…
たまーに知り合いのプレイヤーから「ちょっとこの曲のコードチェンジがわからないんだけど、楽譜に書き起こしてくれない?」なんて依頼されることがあります。 トランペットのアドリブソロのトランスクリプションならまだしも、コードチ…
今回は主にスネアとドラムセットのオススメをご紹介していきます。(前回の記事はコチラから) スネアもドラムセットもいわば太鼓なので、両方ともメーカーやシリーズで統一されているものが多いのが特徴です。 まずは、材質によってア…
今回はジャズの曲の中でトランペットで演奏しやすい、もしくはトランペットで演奏するとより美しく聞こえる曲、というお題です。 僕としては基本的にはどんな曲をどんな楽器で演奏したって良いじゃんという考え方です。 しかしそれでも…
こんにちは、編集部のマイク松田です。 11月12日、ブルーノート東京で行われたジョエル・ロスのライブ、行ってきました。 ジョエル・ロスと言えば、シカゴ生まれのヴィブラフォンプレーヤーで、ブルーノートからニューアルバムの「…